EAGLYS初の資金調達
2019-01-28 09:20:05
EAGLYSが初の資金調達を実施、データ資産の活用を促進する新技術とは
EAGLYSが初の資金調達を実施
近年、企業のデータ活用において、機密情報や個人データの取り扱いが重要な課題となっています。これに対処するために、EAGLYS株式会社が先日、初の資金調達を実施しました。この資金調達は、企業がデータ資産を安全に活用できる新たな技術の開発を加速させることを目的としています。
EAGLYSについて
EAGLYSは2016年に設立された企業で、AI技術と秘密計算技術の研究開発に特化しています。自社の技術を活用し、データ分析やAI関連ビジネスでの収益化を実現してきましたが、今後はデータの安全な運用をより強化していく方針です。
秘密計算技術とは
EAGLYSが開発する秘密計算技術は、データを暗号化した状態で処理を行うことができる画期的な自社技術です。従来の暗号技術では、データを復号しなければ処理ができず、その結果として情報漏洩のリスクが伴います。しかし、EAGLYSの秘密計算技術を使用すれば、解析処理中にもデータを暗号化したまま保持できるため、より安全にデータを活用することが可能です。
ディープラーニングとの融合
さらに、EAGLYSはディープラーニング技術とこの秘密計算技術の融合を進めており、データを暗号化した状態でのデータマイニングや解析を可能にします。この新しいアプローチは、従来の処理方法に比べて計算量が膨大であるため、独自の高速処理技術の研究も同時に進めています。
今後の展望
EAGLYSの技術が広がることで、企業間や部門横断でのデータ統合が進み、安全にデータを蓄積し、サービスを運用できる環境が整います。また、セキュリティシステムのコスト削減や運用の簡素化も期待されています。これにより、様々な業界での連携や課題解決が進むことが予想されます。
投資家からの支持
今回の資金調達には、多くの投資家からの支持が集まりました。EAGLYSの持つ独自の立ち位置や成長の可能性に共感した結果、出資が決定されたとのことです。この支援により、同社はさらに広範な事業展開と、高速秘密計算技術の研究開発を進め、最終的にはビジョンの実現を目指します。
代表者の思い
EAGLYSの代表取締役社長、今林広樹は、「AI技術の進化がデータセキュリティを次の社会的課題にすると考え、EAGLYSを設立しました。これからも技術開発に注力し、企業のデータ活用を革新していきたい」と述べています。
会社概要
EAGLYS株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、秘密計算技術やAI技術の設計・開発を行っています。顧客に対しては、高度なデータ解析サービスを提供し、プライバシーの保護を重視しています。今後も今林社長のビジョンを基に、新たな技術革新を追求していくことでしょう。
このように、EAGLYS株式会社の初の資金調達は、データセキュリティの未来を切り開く一歩であると言えます。これからの動向に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
EAGLYS 株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-3やまとビル7F
- 電話番号
-
000-0000-0000