埼玉県の訪日旅行促進の新たな一歩
埼玉県では、訪日客を迎えるためのガイドとして活躍できる人材を育成する「令和7年度 埼玉県おもてなし通訳案内士プラス養成研修」の参加者を募集中です。この研修は、地域の魅力を外国語で伝えることを目的としたもので、小川町と長瀞町を舞台に実施されます。
研修の目的と背景
埼玉県が主導するこのプログラムでは、県内の外国語ガイドを「おもてなし通訳案内士」として育成します。これにより、訪れる外国からの観光客に対して、埼玉の魅力を的確に伝えることができます。特に、小川町の伝統的な紙漉き体験や、長瀞町の美しい川下りなど、地域の特性に合わせた観光コンテンツに焦点を当てています。
実践的なカリキュラム
この研修では、参加者はガイドツアーに必要な知識とスキルを習得します。具体的には、基礎研修、現地視察、模擬ガイディング、実地研修、マッチング交流会など多彩なプログラムが用意されています。
- - 基礎研修(オンライン):動画とリアルタイム研修を通じて、インバウンドガイドとして必要となる情報や心構えを学びます。基礎動画は10月1日から配信が開始されます。
- - 現地視察:実際に小川町と長瀞町の観光スポットを訪れ、現地の担当者から直接話を聞き、現場に即した情報を学びます。
- - 実地研修:模擬ガイディングを通じて、外国人観光客に向けた案内方法や気をつけるべきポイントを学びます。
- - マッチング交流会:観光協会や旅行会社との交流を通じて、ガイドとしての業務につながる機会を創出します。
参加条件と詳細
参加を希望される方は、以下の要件を満たす必要があります。
- - 外国語での案内が可能な方(英語:TOEIC740点以上、中国語:HSK5級以上が目安)
- - 指定された研修日程に全て参加できる方(原則)
- - 小川町観光協会、長瀞町観光協会が提供するツアーのガイドを担当する意志がある方
定員は各エリアで約12名ずつ、合計24名の参加者を募集しています。受講料は無料ですが、交通費は自己負担となります。
お申込み方法
参加希望者は、以下のリンクから登録できます。
参加申し込みフォーム
終わりに
この研修を通じて、訪日外国人観光客に埼玉の魅力を最大限に伝えられる「おもてなし通訳案内士」を目指しましょう。埼玉県が育成する国際的な視野を持った人材として、地域の観光促進に貢献することが期待されています。