高倉健没後10年特集
日本映画のスターハイライト、高倉健の没後10年を迎えるにあたり、11月から7ヶ月にわたって特集が組まれます。この特集では、彼の名作が次々と放送されるほか、未公開の貴重なCM集や特別番組も用意されています。高倉健の魅力が詰まった内容は、往年のファンはもちろん、これから彼を知る若い世代にも楽しめるものです。
4Kで甦る名作『幸福の黄色いハンカチ』
特集の目玉となるのが、高倉健主演の映画『幸福の黄色いハンカチ』の4Kデジタル修復版です。開催は11月8日(金)夜9時から。これは、1977年に公開された作品で、日本アカデミー賞を受賞した感動のストーリーです。山田洋次監督が手掛けたこの作品は、刑期を終えた男・勇作が妻のもとへ向かうロードムービーで、主演の高倉健と倍賞千恵子が見せる圧倒的な演技が観客の心を掴みました。特に勇作が待つ黄色いハンカチは、観ている皆の心に深い感動を与え、今も色あせない名作として評価されています。
高倉健の貴重なCM集も見逃せない
また、高倉健の名台詞「不器用ですから―」が生まれたCMも放送される予定です。この特集では、計28本のCMを約22分にわたり紹介します。日本生命やレナウンのCMは、彼の魅力を余すところなく伝える貴重な作品です。CMの中の様々な表情や佇まいも見応え充分です。
特別番組で高倉健の魅力に迫る
特集では他にも、高倉健の出演作やドラマの放送、さらに彼の人生に関する特別番組『没後10年「高倉健に、なる。」~映画俳優205本の人生~』も展開されます。この番組では高倉健がどのように映画俳優として歩んだのか、当時の関係者の証言や貴重な映像が紹介されます。また、東京で開催中の特別展の裏側にも迫ります。
無料展示会とプレゼント企画
この没後10年特集にあわせて、東京のよみうりギャラリーで開催中の「没後10年展高倉健に、なる。」では、彼の出演作品や愛用の品々が展示されています。また、特集放送を記念して、オフショットが掲載されたスペシャルカレンダーのプレゼントキャンペーンも実施中です。応募は特設HPから手軽に行えます。
結論
高倉健の映画の魅力を再発見できるこの特集は、彼のファンにはたまらない機会です。過去の名作を4Kで観るチャンスや、貴重なCM集、特別番組を通じて、永遠の映画スターとしての高倉健を感じることができるでしょう。ぜひ、テレビの前で心を躍らせてご覧ください。