アバー・インフォメーション、AIリモートカメラ「TR211」を新発売
台湾・台北に本社を置くアバー・インフォメーション株式会社が、新たなAI自動追尾リモートカメラ「TR211」を発表しました。この製品は、教育分野や法人向けなど広範な用途での使用を想定しており、特に動画収録や配信において高いパフォーマンスを発揮することが期待されています。
1. 高解像度とズーム機能
「TR211」は、フルHDの1080p解像度で60fpsの映像を提供します。高性能な光学12倍ズームに加え、デジタルズームを12倍利用することで、最大144倍のズームが可能です。これにより、撮影対象の細部を鮮明に捉えることができ、視聴者に臨場感のある映像を提供します。
2. AI自動追尾機能
このカメラには、AI自動追尾機能が搭載されています。この機能は、開始位置にいる人物を瞬時に検知して自動的に追尾し、適切なアングルで撮影することを可能にします。さらに、「プレゼンターモード」、「ゾーンモード」、「ハイブリッドモード」の3種類の追尾モードが用意されており、用途に応じて選択できます。特に発表会や教室での使用において、その高い性能が活かされるでしょう。
3. 幅広い接続オプション
「TR211」は、HDMI、USB、IP、3G-SDIの4系統の接続端子を備えており、各種デバイスと容易に接続できる柔軟性があります。また、PoE+対応によって電源供給の配線も簡素化されるため、設置場所を選ばずさまざまな環境での使用が可能です。
4. 音声追尾機能
音声追尾機能も備えており、シーリングマイクなどの外部マイクと連携することで、発言者に自動的にカメラがパン・チルト・ズームを行い、よりダイナミックな映像を作り出します。この機能を活用することで、講義やプレゼンテーション中でも、発言者に焦点を合わせたクリアな映像を提供できます。
5. 知名度と信頼性
アバー・インフォメーション株式会社は、2008年に設立され、世界中の教育機関や企業に向けて高品質なICT機器やリモートカメラを提供しています。台湾をはじめ、日本やアメリカ、ヨーロッパの各国に拠点を構え、高い市場シェアを誇っています。今後もグローバルに展開する中で、最先端の技術を導入し、ユーザーのニーズに応え続ける姿勢が期待されます。
6. 製品情報
「TR211」の詳細や購入方法については、
公式サイトをご覧ください。価格はオープン。なお、本体のカラーはホワイトのみとなっています。
アバー・インフォメーションの新製品「TR211」は、より多くのユーザーに新しい体験を提供し、映像制作の現場で欠かせない存在となることでしょう。これからの活躍に期待したい製品です。