ニューバランスのアート展「GREY ART MUSEUM」で五感を刺激する新たな体験

ニューバランスの新たな試み：GREY ART MUSEUM

2025年5月16日から31日までの期間、東京・西麻布のWALL_alternativeにて、ニューバランスの「Grey Days」を祝うアート展「GREY ART MUSEUM」が開催される。この展覧会では、5名の現代アーティストが協力し、ニューバランスのブランド哲学やシグネチャーカラーである「グレー」をテーマにした作品を展示する。

「Grey Days」とは

ニューバランスは毎年5月を「Grey Days」とし、ブランドの象徴であるグレーを祝う特別な月間として位置付けている。この期間中は、ニューバランスのアンバサダーやアスリートたちが特別な製品やイベントを展開し、より多くの体験を提供するという。2025年もその例外ではなく、アートを介して新たな見方や体験を提供したいという願いが込められている。

アート展の開催背景

「GREY ART MUSEUM」は、ニューバランスのアートプロジェクト「MEET YOUR ART」の一環として行われ、アートやアーティストの新しい可能性を探ることを目指している。出展するアーティストは、各々の視点からグレーを表現し、ニューバランスの理念を多様な角度から捉えた作品を発表する。

出展アーティストについて

- 小笠原周は、彫刻を通じて時間の蓄積を表現する。自身が愛用してきたニューバランスのシューズを制作のモチーフに大理石の彫刻を発表。
- 金子英は、コラージュ技法を用い、ニューバランスのロゴを題材にしたドローイング作品を展示。
- 品川亮は、日本の古典的な技法を新たに解釈し、グレー色の作品を描き下ろす。
- 津田道子は、ランニングをテーマとしたインスタレーションを展開し、動きの中で生まれる作品を提案。
- 長島伊織は、都市をモチーフにした映像作品を制作し、日常の美を表現する。

このように、各アーティストが独自の視点からグレーを探求し、ニューバランスのブランドとしての伝統を新たな形で呼び起こす。

特別な体験の提供

この展覧会では、アート作品の展示だけでなく、ニューバランスのクラフトマンシップを反映した特別メニューも用意されている。例えば、サステイナブルなブドウ栽培を行うワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」の国産ナチュラルワインや、熊本県の製麺所との共同開発による限定ラーメンが楽しめる。これにより、アートを楽しむだけでなく、五感での体験も促進する。