AiCAN代表、Forbes NEXT100選出
2023-04-27 07:00:01

AIで児童虐待防止へ!AiCAN代表・髙岡氏、Forbes JAPAN「NEXT100」選出

AIで児童虐待防止を目指すAiCAN代表、Forbes JAPAN「NEXT100」選出



この度、児童虐待対応DXを推進するスタートアップ企業、株式会社AiCANの代表取締役CEOである髙岡昂太氏が、Forbes JAPANが選出した『NEXT100―世界を救う希望100人』に選出されました。

AiCANは「すべての子どもたちが安全な世界に変える」というビジョンを掲げ、自治体のDX化を通して児童福祉の課題解決に取り組んでいます。児童相談所や子育て支援課など、最前線で児童虐待対応にあたる機関に対し、業務システムの提供やデータ分析に基づいた提案を行うことで、現場の負担軽減と人材育成に貢献しています。

AiCANの事業内容



AiCANは、主に以下の3つのサービスを提供しています。

AiCANサービス: 業務をデジタル化するSaaSアプリと、データ分析に基づく提案や研修をセットにした伴走型業務支援サービスです。自治体ごとの課題に寄り添い、現場で培われた対応方法を形式知化することで、職員の負担軽減と人材育成を支援します。
Insight: 自治体向けデータ分析サービスです。蓄積されたデータを分析し、課題解決のための具体的な提案を行います。
* Empower: 子どもの安全に関する実践型研修サービスです。職員のスキルアップと虐待防止への意識向上を支援します。

これらのサービスを通して、AiCANは児童虐待対応の効率化と質の向上に貢献しています。

髙岡昂太氏の経歴と理念



髙岡氏は、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了後、千葉大学や産業技術総合研究所などで研究員として活躍。臨床心理士、公認心理師、司法面接士などの資格も持ち、長年、児童虐待問題の研究と現場支援に携わってきました。

高校生時代に少年犯罪の背景にある児童虐待に関心を抱いたことが、現在の活動の原点となっています。研究者として、また現場支援者として培ってきた経験から、属人的な対応に依存する現状を打破し、データに基づいた対応の仕組みを作る必要性を感じ、AiCANを設立しました。

髙岡氏の理念は、単なる技術開発にとどまりません。現場の深い理解に基づいた、真に効果的な支援システムの構築を目指しています。

児童虐待対策の現状と課題



日本における児童虐待の件数は増加傾向にあり、対応に追われる現場の職員は慢性的な人手不足に悩まされています。また、属人的な経験に頼った対応が中心であるため、対応の質にばらつきが生じたり、新たな職員の育成が難しかったりするといった課題があります。

AiCANのサービスは、これらの課題を解決するための重要な一歩となります。データに基づいた客観的な分析と、現場に寄り添った支援により、より効果的で効率的な児童虐待対策を実現することが期待されています。

Forbes JAPAN「NEXT100」選出の意義



Forbes JAPAN「NEXT100」は、世界や日本の課題解決に挑む100人のリーダーを選出する企画です。髙岡氏の選出は、AiCANの取り組みと、その社会的な意義の高さを示すものです。

AiCANの今後の展開に期待が集まります。

まとめ



AiCANは、AI技術を活用した児童虐待対応DXを推進することで、子どもたちの安全を守る未来に貢献しています。髙岡氏の情熱と、AiCANの革新的な取り組みは、日本社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。

会社情報

会社名
株式会社AiCAN
住所
神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1かながわサイエンスパーク西棟713A
電話番号

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