赤川次郎の新作が満を持して登場
人気作家、赤川次郎氏の代表作である「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ最新作、第25弾『盗まれた時を求めて』の発売が決定しました。この作品は、かねてより多くのファンに支持され続け、1980年からのロングセラーシリーズがさらに進化を遂げた形となります。スリリングな展開とキャラクターの魅力が詰まった本作は、5月2日(金)に徳間書店により出版されます。
物語のあらすじ
本作のストーリーは、16歳の高校生ゆかりが月夜の学校の寮から抜け出すことから始まります。彼女は偶然に駅の待合室で謎の女性と出会うのですが、その直後、女性を追う男たちが現れ、彼女の命が危険にさらされます。ゆかりはとっさに行動を起こし、逃げる男たちの車を止めるために体を張って奮闘します。後に、その女性が実は学校の重要な支援者であることを知らされたゆかり。彼女は養子として引き取られることになり、その背後には大きな思惑が動いていることが明らかになるのです。
シリーズの魅力
「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズが45周年を迎えるという快挙は、この長きに亘って愛される作品が決して飽きさせないからこそ実現したことでしょう。担当編集者は、泥棒の淳一と刑事の真弓という、一見相容れない二人の関係が生むドラマが、読者を魅了しているとコメントしています。二人の化学反応は、時には笑いを、時には緊張感を生み出し、バランスのとれた作品へと仕上がっています。
赤川次郎のプロフィールと作品について
著者の赤川次郎氏は、1948年福岡県に生まれ、1976年にデビュー。以降は、ミステリーだけでなくサスペンスやホラー、恋愛小説など様々なジャンルで活躍しています。そんな彼の作品は、深い人間描写と独自のプロットで多くの読者に愛され続けています。彼の独特の作風は、多くの作家に影響を与える存在でもあります。
書誌情報
この新作『盗まれた時を求めて』は、定価1,100円(税込)で248ページの新書判です。装画は峰岸達氏が手掛けており、その視覚的な魅力も楽しめます。ISBNは978-4-19-851006-0です。詳細や購入は、公式な書店やオンラインストアからも確認できます。
詳細:
徳間書店 |
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前作とのつながり
前作は『盗みは忘却の彼方に』であり、こちらも話題を呼んだ作品です。崖っぷちタレントの杏が強盗集団に巻き込まれるというストーリーが、読者を引き込む要素となっています。
赤川次郎氏の作品は多くの人々の支持を受けており、今回の最新作も期待が高まります。これからも、彼の新たな物語がどのように展開するのか、目が離せません。