RKBラジオドキュメンタリー
2025-08-19 12:29:00

RKBラジオのドキュメンタリーが九州・沖縄で高評価!

RKBラジオが手掛けた感動のドキュメンタリー



RKB毎日放送のラジオドキュメンタリー『障がい者のきょうだい~心の重荷をおろして~』が、2025年の日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門において、九州・沖縄地区で1位を獲得しました。この番組は、障がい者のきょうだいが抱える心の負担について深く掘り下げました。

きょうだいの心の内に迫る


これまで、障がい者自身やその両親にスポットが当たることは多くありましたが、きょうだいの心の声はあまり語られませんでした。この番組は、その現実を伝えることを目的に制作されました。主たる人物は「きょうだい会」のリーダーである太田信介さんで、自閉スペクトラム症の弟・宏介さんとの関係やその変化、そしてアートに関するビジネスについて紹介されています。

妹弟愛の深まり


信介さんは、若い頃は自分の弟を隠すことが多かったそうです。彼の心の中には、弟との関係に対する複雑な感情が存在していました。しかし、仕事に疲労した一日の終わりに、弟の描く絵が彼を癒すきっかけとなり、徐々にその関係は変わっていきました。今では二人はアートビジネスを共に手掛け、宏介さんの作品は全国で評価されています。特に、独特な色使いと大胆な構図の動物画が特徴的で、時には100万円という高価格で取引されることも。2024年の秋にはTBSの番組でも紹介される予定です。

きょうだいの現実との向き合い


番組では、太田さんが「福岡きょうだい会」を設立するまでの道のりや、全国きょうだい会の事務局長としての活動を通じて支援を行ってきた経験も触れられています。収録には、さまざまなきょうだい会メンバーの声が含まれており、結婚問題や親の不在後の生活についてなど、あまり知られていないきょうだいの現実を伝えています。こうした重要なテーマに基づいたドキュメンタリーは、家族全体が直面する問題として考えさせられるものです。

民放連盟賞の審査員のコメント


審査員の一人は、番組について「障害の有無に関わらず、家族の問題として考えさせられた」との感想を述べています。放送を通じて、家族のつながりや外部とのコミュニケーションが重要であることを再確認させられました。このようなメッセージは、多くの人々に広がっていくことが期待されます。

再放送の予定


この度の受賞を受けて、RKBラジオでは8月30日午後2時から、同番組の再放送が予定されています。ぜひ、多くの方に聴いていただきたい内容です。

番組詳細


  • - タイトル: RKBラジオドキュメンタリー『障がい者のきょうだい~心の重荷をおろして~』
  • - 放送日時: 2025年1月3日(金) 18:00~19:00
  • - 制作: ディレクター・石川恵子、編集・寺岡章人、ナレーション・田中みずき、プロデューサー・宮岡朋治
  • - 番組ウェブサイト: こちらからアクセス

このドキュメンタリーを通じて、きょうだいに対する理解が進むことを期待し、心の負担を軽減するための一助となることを願っています。


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会社情報

会社名
RKB毎日放送株式会社
住所
福岡県福岡市早良区百道浜2-3-8RKB毎日放送会館
電話番号

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