デカステッリ日本初上陸
2021-02-02 16:00:02
イタリア製メタルファニチャー「DeCastelli」が日本に上陸!
イタリア製メタルファニチャー「DeCastelli」を体感しよう
イタリアのメタルファーニチャーブランド「DeCastelli(デカステッリ)」がついに日本に上陸します。創業から100年以上の歴史を持ち、ミラノサローネやベネチア建築ビエンナーレで多くの支持を集めてきたこのブランドが、2020年2月1日から日本橋三越本店、2月19日からは新宿伊勢丹で正式に販売を開始します。これは日本での初の大規模な展開であり、商品ラインナップも充実しています。
デカステッリの魅力
デカステッリの家具は、それぞれが独特なエイジング仕上げを施された金属で作られており、視覚的な美しさと同時に高い機能性を備えています。特に細部にこだわったデザインは、どの角度から見ても目を引く存在感があります。このようなメタルファニチャーは、室内空間に洗練された雰囲気をもたらし、現代的なライフスタイルに見事にマッチします。なぜデカステッリがこれほどまでに支持されているのか、その秘密に迫ってみましょう。
ブランドの歴史と成り立ち
デカステッリの歴史は19世紀末に遡ります。名門ランボロギーニ社と同じく、元々は農機具を製造していた鍛冶メーカーでした。現代に転換を果たしたのは4代目のCEOアルビノ・セラートの功績によるもので、彼のリーダーシップのもとで、金属工芸へと大胆に進出しました。その後、数多くの著名な建築家とコラボレーションし、さまざまなデザインを手掛けてきました。
特に、ヴェネツィアで開催された建築ビエンナーレで展示された“Archimbuto”は、デカステッリの代表作の一つとなり、高い評価を得ました。これは、エイジング加工された金属の非常に美しい質感を活かしたオブジェであり、イタリアパビリオンのシンボルとも言える存在です。
日本上陸の背景
デカステッリが日本での展開を進める背景には、名古屋のアイチ金属との特別な関係があります。アイチ金属は、2020年6月から日本総代理店としてデカステッリの販売を開始しました。アイチ金属は元々金属加工を主業務とした企業で、職人技術にも定評があります。双方の技術や理念が合致した結果、日本市場への展開が実現したのです。
展示される商品ラインナップ
1. YOROI(ヨロイ)
武士の鎧にインスパイアされたデザインが特徴的なこの製品は、天然オーク材のフレームを金属で覆った引き出しユニットです。ミニマリズムを追求しつつも、アールデコの要素を取り入れた華やかな形状が魅力です。
2. CELATO(セラート)
“隠された記憶”をテーマにしたこの作品は、モザイク状のパーツから構成され、各ピースが異なる美しさを持ちます。そのため、どの製品も一つとして同じものはなく、高い独自性が求められます。
3. MAREA(マレア)
“潮の流れ”を表現したこのコレクションは、手作業による仕上げが施され、まるで水墨画のように美しい模様が施されています。職人の技が生かされた、唯一無二の品々が揃います。
4. PANDORA(パンドラ)
伝統的な花瓶を模したこの家具は、収納力も兼ね備えており、リビングから寝室まで多様なシーンで活躍します。たくさんの引き出しを持ち、用途に応じて様々に使えるデザインが特徴です。
まとめ
このように、デカステッリはただの家具ブランドではなく、文化やデザインの全てが凝縮された存在です。日本での初販売ですので、ぜひ実際に見て、その圧倒的な質感と存在感を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アイチ金属
- 住所
- 愛知県名古屋市北区五反田町77
- 電話番号
-
052-909-5600