コープきんきの安全対策
2024-09-12 20:03:31

コープきんきが網屋と連携し実現した包括的なサイバーセキュリティ強化策

コープきんきが網屋と共同で進めたセキュリティ強化



近年、サイバー攻撃の脅威がますます増大する中、生活協同組合連合会「コープきんき」は、自組織の安全性を高めるべく、株式会社網屋と連携してセキュリティ体制の大幅な見直しを行いました。この取り組みにより、コープきんきはPDCAサイクルを回しながら、包括的なセキュリティ強化を実現しました。

背景と課題


コープきんきは近畿地方に位置する7つの生協が集まった事業連合で、地域住民へのサービス提供を行っています。しかしながら、昨今のサイバー攻撃の激化に伴い、同連合は「何をしているかはわかるが、どこに課題があるのか理解できていない」という不安感を抱えていました。この状況を打破すべく、網屋の提案を受け入れ、全面的なセキュリティ対策の強化を図る決断をしました。

確立されたPDCAサイクル


網屋は、コープきんきのセキュリティ体制を整えるために、まず「現状把握」を行いました。この過程では、脆弱性診断やシステム監査を通じて「できていないこと」が明らかにされ、その結果に基づいて新たな対策方針が設定されました。これにより、コープきんきは自社のセキュリティポリシーを最新の規格に適合させつつ、実際の対応状況のチェックも行えるようになりました。

BCの実現


さらに、網屋の支援によってCSIRT(Computer Security Incident Response Team)が構築され、有事の際の被害を最小化するためのBCP(Business Continuity Plan)も整備されました。この新たな組織的な対応体制により、過去に発生したインシデントに対して効果的な対策が取れるようになりました。

定期的なシステム確認


導入後も網屋の「セキュサポ」を活用することで、定期的にシステムの状態を確認し、サイバー攻撃対策をさらに強化しています。これにより、コープきんきは「サイバーハイジーン」と呼ばれる日々の安全管理を実現しました。

担当者の声


コープきんきの担当者は、セキュリティの属人的な運用を解消できたことが最大の収穫だと語ります。「何がどうなっているのか見えなかった部分を全面的に可視化し、組織全体で振り返りができる体制が整ったことが、いかに重要であったかを再認識しました。」と、自信を持って語りました。

株式会社網屋の役割


網屋は、日本国内でセキュリティ製品やサービスの提供を一括して行える数少ない企業として知られています。この取り組みを通じて、全ての人が安全を享受できる社会を目指しており、コープきんきの事例はその一環として位置付けられています。

まとめ


今後も、コープきんきは網屋と協力しながらセキュリティを強化し続け、地域社会全体の安心・安全を確保していく姿勢を見せています。この事例は、他の組織にとっても大いに参考となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社網屋
住所
東京都中央区日本橋浜町3-3-2トルナーレ日本橋浜町 11F
電話番号
03-6822-9999

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