株式会社リンケージが提供する生理痛体験
株式会社リンケージは、東京都中央区に本社を持つ予防医療テックのスタートアップです。この度、鳥取県が主催する「男女協働未来創造フォーラム 理工系チャレンジ応援イベント」に参加し、参加者に生理痛の疑似体験を提供すると発表しました。
このイベントは、男女共同参画社会の実現に向けて、意識の向上をはかることを目的に開催されます。特に、男女協働未来創造センター「よりん彩」が行うこの取り組みは、多くの人々に「アンコンシャスバイアス」に気づく場を提供するものとなっています。
イベント詳細
フォーラムは2024年8月8日(金)に、倉吉市にあるエースパック未来中心で開催されます。イベントは午前10時から午後4時まで、先着50名の定員で行われます。参加の対象は20歳以上となっており、参加費は無料です。
参加者は、事前に同意書に署名することで、実際に生理痛を疑似的に体験することができます。ただし、ペースメーカーを使用している方や妊娠中の方、高血圧や心臓疾患をお持ちの方は体験をお断りすることがありますので注意が必要です。
生理痛体験の内容
今回の生理痛体験では、VR体験装置「ピリオノイド」を使用します。この装置は、甲南大学と奈良女子大学が共同で実施した研究に基づき開発され、筋電気刺激(EMS)を利用して生理期間中の痛みを再現するものです。この技術により、体験者は実際の生理痛を疑似的に体験し、理解を深めることができます。
リンケージは、大阪ヒートクール株式会社と提携し、このような研修や体験プログラムを行っています。生理痛やそれに関する知識を広めることで、社会全体の意識改革を目指しています。
リンケージの成り立ち
株式会社リンケージは2011年に設立され、以来、様々な予防医療テクノロジーの開発に取り組んでいます。生理痛の疑似体験を通じて、女性の健康や生理についての理解を促進し、意識の変革を図ることを目指しています。イベント参加を通じて、多くの人がこの問題に関心を持つきっかけとなれば幸いです。
この意義深いフォーラムは、「男女協働未来創造センターよりん彩」の主催により実現しており、詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。私たち一人ひとりが、また、多くの人々が男女共同参画社会の実現に向けて考えるきっかけとなるイベントとなることを期待しています。