アドベンチャーワールドに登場する新アトラクション
和歌山県白浜町で新たに発表されたアトラクションが、パンダ好きにはたまらない体験を提供します。2025年11月1日(土)よりスタートする「Panda Keeper's Lab 飼育の裏側、覗いてみない?」では、参加者が実際の飼育スタッフの仕事をシミュレートすることが可能です。
このアトラクションでは、飼育スタッフの制服を身にまとい、パンダの食事の準備や日報の記入、運動場の確認など、実際の業務を体験することができます。特に注目すべきは、このプログラムが1994年から続く日中共同のジャイアントパンダ保護プロジェクト「PANDA LOVE CLUB」の活動の一環として立ち上げられたものであり、未来の世代へと継承していく意義を持っている点です。
限られた機会での学び
日本においてパンダを飼育している施設は数少なく、そのためパンダについての理解を深める機会も限られています。「Panda Keeper's Lab」を通じて、参加者は普段では味わえない飼育スタッフとの直接的な関わりを持ち、ジャイアントパンダの生活や生態についてより深く学ぶことができるのです。生き物に対する理解を深め、彼らの未来を支える重要性に触れる貴重な経験となるでしょう。
アトラクションの詳細
- - 実施日: 2025年11月1日(土)から
- - 開催場所: パンダラブ
- - 開催時間: 午前11時〜午後0時30分(90分間)
- - 料金: 8,000円(別途入園料が必要)
- - 定員: 1日10名
- - 対象: 中学生以上
このアトラクションのチケットは、Terravieでの販売が行われます。販売開始日は10月14日(火)の正午からで、開催日の午前10時30分まで購入可能です。12月以降分については、毎月の開催の1か月前に販売される予定です。
特別な体験を提供するプログラム
参加者はまず、飼育スタッフの制服を着てバックヤードに足を踏み入れます。この瞬間から、参加者はパンダの世話をしている飼育スタッフになりきります。次に、実際の飼育業務に基づいたタスクに挑戦し、竹を選別する作業や、パンダの行動を観察しながら日誌を記録することが求められます。これらの体験を通じて、参加者はパンダへの理解を深めるとともに、動物福祉についても考えるきっかけを得ることができるのです。
SDGsへの取り組み
アドベンチャーワールドは、動物たちとの共生を目指しており、「いのちを見つめ、問い続ける」姿勢を持っています。SDGs、すなわち持続可能な開発目標に基づく取り組みを通じて、未来の地球に優しい環境を目指し、すべての生命に笑顔をもたらす目的を掲げています。
「Panda Keeper's Lab 飼育の裏側、覗いてみない?」は、パンダとその飼育環境についての理解を深めるだけでなく、動物と人とのつながりの大切さを学べる特別な体験です。興味のある方は、ぜひチケットを手に入れて、この貴重な体験を味わってみてはいかがでしょうか。