食品関連臨床試験の効率化を目指す研究開発支援の新たな提携
食品業界において急速に成長を見せる機能性表示食品市場。その背景にある臨床試験の重要性が増している中、CPCC株式会社、株式会社RDサポート、そして株式会社アイメックRDの三社が手を結び、資本業務提携契約を締結しました。これは、食品関連の臨床試験の実施環境を飛躍的に向上させる狙いがあります。
提携の背景と狙い
2015年に機能性表示食品制度が施行されてからというもの、食品関連の臨床試験は以前にも増して需要が拡大してきました。この流れを受け、CPCCとアイメックRDは昨年に包括提携契約を結び、互いの強みを活かしながら、より多くの臨床試験を実施するための体制を整えることに成功しました。具体的には、臨床試験の運営に関するノウハウや知識を共有し合い、CPCCが受託した試験をアイメックRDで実施するなどの協力体制が築かれました。
今回の資本業務提携により、臨床試験運営のノウハウやプロジェクトの共有、人材支援といった側面からもさらなる連携が期待されます。これにより、食品関連の臨床試験における多様なニーズに応える体制を構築することが可能となります。
提携による運営体制の具体化
具体的な提携の運営体制については、CPCCが医療機関における臨床試験を実施し、RDサポートがクライアントからの研究支援ニーズの共有及び人材提供を行い、アイメックRDが外部医療機関での臨床試験を担当する形で役割分担がされます。このように、各社の専門性を活かし、キャパシティを拡大してまいります。
各社の特徴
CPCC株式会社
2003年に創業したCPCCは、食品臨床試験の専門機関として幅広いサポートを提供しています。試験の立案からプロトコル作成、被験者の管理、データ解析に至るまで、一貫した業務の受託が可能です。
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株式会社RDサポート
1998年からの活動を通じて、食品やバイオ、ヘルスケア分野の研究開発を支援しています。特に人材サービスに特化し、業界のニーズに応える各種サービスを提供しています。
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株式会社アイメックRD
アイメックRDは、効果的な臨床試験を提供し続けることに注力しています。長年の経験を背景に、医薬品や食品開発のための支援を展開しています。
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まとめ
この資本業務提携により、一歩進んだ食品やヘルスケア分野の研究開発の活性化が期待されます。三社のリソースを統合し、質の高い臨床試験の体制を確立することで、今後とも業界に貢献していくことを目指します。