株式会社アイシン、創立60周年を迎え
2025年9月1日、株式会社アイシン(本社所在地:愛知県刈谷市、社長:吉田 守孝)は創立60周年を迎えます。この重要な節目に際し、これまでの歩みを支えてくださった全ての皆様へ心より感謝の意を表します。
アイシンの始まりは、戦後の航空機用エンジン部品の製造を手がけた東海航空工業と東新航空機にさかのぼります。当初の事業から自動車部品製造へと転換し、1965年には両社が合併し「アイシン精機」が設立されました。この転換は、未来のモビリティを築くための重要なステップとなり、以来、世界中でのビジネス展開および技術革新が続けられてきました。
創業当初からアイシンは、信頼性の評価に非常に力を入れ、国際的に権威のあるデミング賞を受賞するなど、品質へのこだわりが常に求められました。特に、オートマチックトランスミッションを含む多くの製品が、自動車産業におけるスタンダードとして確立され、グローバル市場においてもその競争力を高めてきました。
2021年には、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュの経営統合が行われ、「新生アイシン」として新たなスタートを切りました。これにより、時代の変化に対応するための様々な取り組みが進められています。特に、電動化や知能化などの成長領域へのリソースシフトが行われ、事業ポートフォリオの改革が進んでいます。地域に根ざした経営への転換も進められており、グループ全体での構造改革が進行中です。
今後、アイシンは「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念のもとで、従来のものづくりの枠を超え、より良い移動の価値を提供する企業へと進化していくことでしょう。60周年という特別な節目を迎えつつ、次の100年を視野に入れた持続可能な成長と社会への貢献を目指し、全社員が一丸となって新たな挑戦に取り組んでまいります。
このようにアイシンは、創立60周年を機にさらなる飛躍を誓っています。これからも、業界の変革を先導する存在としての役割を果たし、新しい価値の創造に向けた挑戦を続けていくことでしょう。
詳細については、
60周年特設サイトも是非ご覧ください。