タニコーが湘南に新複合施設「SHONAN Labo&Factory」を開設

タニコーの新たな挑戦 - 湘南の地に「SHONAN Labo&Factory」オープン

業務用厨房機器のリーディングカンパニー、タニコー株式会社が、2025年10月30日に神奈川県藤沢市に「SHONAN Labo&Factory」を開設します。この新施設は、創業以来の理念である「お客様の声をカタチにする」を実現するための拠点として設計されています。

施設の構成と機能

「SHONAN Labo&Factory」は、1階に工場を、2階に開発部門、テストキッチン、営業所などを備えた非常に機能的な設計となっています。様々なスペースが設けられ、製品の開発から製造まで、一貫したフットワークの軽いものづくりが可能です。

テストキッチンとセミナールーム

最新の業務用機器を使用できるテストキッチンでは、導入前の機器を実際にテストすることができます。ここでは調理セミナーも開催されており、実際に使用する食材を用いたテストが可能です。特に、飲食店業界のニーズに合わせた高品質な製品開発が期待されます。

開発Laboとショールーム

開発Laboでは新商品のプロトタイプ製造や試験が迅速に行えるため、「お客様の声」をすぐに反映した製品作りが可能です。加えて、ショールームでは最先端の製品やトレンド情報を提供し、直接お客様にご覧いただけます。

営業所・ラウンジ

新たに併設される営業所は、顧客への迅速な対応を目的としています。既存の顧客に向けたサポートも徹底し、個々の使用環境でのニーズにも即座に応えられる体制を整えています。ラウンジ部分にはラグジュアリーキッチンが配置されており、デザイン性と機能性を兼ね備えたオーダーメイドキッチンの魅力も体験できます。

未来への展望

タニコーは、これまで学んできた知見を基に、過去の革新を超えるべく新しい商品開発を推進しています。1969年には国内で初めて「中華ゆで麺器」を発表し、最新の業界動向に合わせて2024年にはオンデマンドフライヤーを開発する予定です。このように、SHONAN Labo&Factoryを通じてお客様のニーズをカタチにする取り組みは、外食産業の未来に貢献すると考えています。