お茶染め展開催
2025-07-24 10:22:22

伝統と革新の交差点『お茶染めWashizu.展』が静岡で開催

伝統が息づく染めの文化



静岡市にて『お茶染めWashizu.展 茶で染めゆく』が開催されます。この展覧会は、古くから受け継がれてきた染色技術をお茶を用いて新たに表現する試みであり、地域の文化遺産と現代の創造性が融合した特別なイベントです。

静岡市とお茶染めの歴史


静岡の染色業は今川時代にさかのぼり、ここで多くの染物職人が活動を開始しました。特に紺屋町は、その活動の中心地として知られ、江戸時代にはさまざまな布製品—幟やのれん、風呂敷など—が数多く生産されていました。この伝統は、特に大正時代に起こった民芸運動によってさらに強化され、染色家の芹沢銈介氏が中心となって技術の継承とデザイン性の向上が追求されました。今や静岡は、伝統と革新の融合が進んでいます。

お茶染めの新たな可能性


鷲巣恭一郎氏(お茶染めWashizu.代表)は、静岡のお茶の製造過程で出る廃棄物を活用し、「お茶染め」に取り組むことで、この技術を地域のシンボルに育て上げようとしています。お茶染めは、染料が持つ自然な色合いと風合いから多くの支持を受けるようになってきました。そして、彼は次世代の職人を育てるために早期に弟子を取ることに注力しています。

展覧会の概要


  • - 会場: 駿府の工房 匠宿内、伝統工芸館
  • - 開催期間: 2025年8月8日(金)〜2025年9月28日(日)
  • - 入場料: 無料

この展覧会では、お茶染めWashizu.の作品だけでなく、静岡の伝統的な染の文化そのものを多角的に感じることができます。来場者の皆様には、地域の染め文化の深さを体験していただきたいと思います。

特別工房見学ツアーとワークショップ


さらに、展覧会の期間中に特別工房見学ツアーとワークショップが開催される予定です。このツアーでは、実際の工房作業を見学しながら、参加者が自らお茶染めの體験ができる機会もあります。これにより、ただ観るだけでなく、感じ、作り出す体験を提供します。
  • - 日時: 2025年8月10日、24日、9月21日の各日
  • - 費用: 3,500円(税込)
  • - 人数制限: 各回6名程度

静岡の新たなアートの発信地


駿府の工房 匠宿は、伝統工芸の体験施設としても知られています。ここでは、竹細工、陶芸、藍染めなどのさまざまな工芸品の制作過程を学ぶことができ、地域の文化とアートを次世代に継承する場所となっています。

この新たなイベントを通じて、静岡の染め文化の魅力とともに、未来の可能性を感じることができるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社創造舎
住所
静岡県静岡市葵区人宿町2丁目6-10SOZOSYAビル2F
電話番号

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