TSUTAYA流山店の省人化
2025-01-24 11:33:51

TSUTAYA流山店での新たな試み!省人化ソリューション『ほんたす』が実現する未来の書店

TSUTAYA流山店での省人化ソリューション『ほんたす』導入



千葉県流山市のTSUTAYA流山店は、2025年1月31日より新たな店舗運営省人化ソリューション『ほんたす』を導入します。この取り組みは、日本出版販売株式会社(日販)によって開発されたもので、有人・無人のハイブリッド型営業を実現し、効率的な書店運営を目指します。

ハイブリッド型営業の実現



今回導入される『ほんたす』は、日販グループのNICリテールズ株式会社が運営するTSUTAYA流山店に実装され、早朝や深夜は無人営業、日中は有人営業を行います。これにより、日曜日から木曜日は5時間45分、金曜日と土曜日は4時間30分という大幅な営業時間の延長が実現されることになります。特に無人営業時間中は、デジタル会員証を使った入店管理が行われ、万引きなどの防犯対策も強化されます。

先行導入店舗の成果



日販はすでに完全無人書店である『ほんたす ためいけ溜池山王メトロピア店』での経験を活かし、『ほんたす』を開発しました。初めての導入店舗、あゆみBOOKS杉並店では、無人営業時間の拡充によって前年比で売上が3.1%増加し、約50%の人件費削減を達成しています。この成功を受け、流山店への導入が決定されたのです。

大型店舗における無人営業の可能性



TSUTAYA流山店は300坪を超える大型店舗であり、駅前の小型店舗からの異なる環境で無人営業がどのように機能するかが注目されています。『ほんたす』の導入により、需要と利益のバランスを探りながら、効率的な運営が実現されることに期待がかかります。加えて、無人営業時間でも書籍とレンタルサービスの提供を行い、顧客の利便性を高める取り組みも進めます。

遠隔運営サポートの整備



営業時間中は、ほんたすサポートセンターが遠隔での運営サポートを行い、トラブル防止や災害時の対応を担います。店内からの緊急連絡には特設の二次元バーコードを利用したビデオ通話も可能で、防災体制も整えており、顧客に安心して利用してもらうための環境が整っています。

最後に



今後日販は、店舗運営省人化ソリューション『ほんたす』をパッケージ化し、各書店の状況に合わせて導入を進めていく方針です。人件費の高騰や後継者不足といった現代の書店が直面する課題に対して、新たな解決策を提案し、書店経営の持続可能性を高めていくことを目指しています。TSUTAYA流山店の新たな挑戦が、書店業界全体に与える影響は計り知れません。さらなる進展を見守りたいです。


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会社情報

会社名
日本出版販売株式会社
住所
東京都千代田区神田駿河台4-3
電話番号
03-3233-1111

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