ABF2号ファンド始動
2024-05-15 12:03:42
飲食業界特化型ファンドのABF、2号ファンドを始動し資金調達を強化
株式会社エービーエフキャピタル(以下、ABF)は、国内初となる飲食関連業界に特化した2号ファンド『ABF2号ファンド』のファーストクローズを成功裏に完了しました。このファンドは、2021年に設立された1号ファンドの後継として、事業承継や一次産業など飲食に関連する様々な領域に投資を拡大することを目指しています。ABFは、フィルムの内側を支える存在としてさまざまなプロジェクトを通じて、飲食業界の発展に寄与しています。
この2号ファンドは、ABFが持つ豊富な経験とネットワークを駆使し、独立開業を果たしたいシェフや、事業を継承したい企業に対して資金面とビジネス面での支援を行います。ABFの代表取締役、熊原充志氏によれば、ファンドは年内にファイナルクローズに向けた資金調達を続け、より一層の成長を追求していくとのことです。
ABFは、職人たちが持つ優れた技術を正当に評価し、彼らがより輝ける社会を築くことを理念に掲げています。そのため、単に資金提供を行うだけでなく、経営戦略の立案や市場調査、データ分析などを通じて総合的な支援を行っています。これにより、大手企業から中小企業、さらには個人に至るまで、広範なニーズに応える体制を整えています。
1号ファンドの実績も目を見張るもので、2021年に日本で初めて飲食業界に特化したファンドとしてその活動を開始し、以来10件の投資を成功させました。中でもシェフへのMBO(マネジメント・バイアウト)を実現したケースもあり、新たな飲食業界の顔となる人気店オーナーが誕生するなど、実績を積み重ねています。ABFでは、職人が主役であり、その成功をサポートするのが自らの役割だと考えています。
ABF2号ファンドでは、従来の飲食店開業支援だけでなく、事業承継やフードテック、アグリテックといった先進的な技術を持つ企業へのマイナー出資も行うことで、より多様な投資先に対応することができます。こうした取り組みを通じて、飲食業界全体のエコシステムを向上させることを目指しています。ABFの活動理念に基づき、飲食業界の職人たちと密接に連携し、彼らの夢を実現するための土台を築いていくものと期待されています。
今後の展開に注目が集まるABFの2号ファンドは、飲食業界の企業や個人にとって多くの可能性を持つ新しい投資のカタチとして位置づけられています。ABFと共に未来の飲食シーンを形作る一翼を担うことは、多くの職人たちにとって新たなチャンスに他ならないでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社エービーエフキャピタル
- 住所
- 東京都港区北青山2-12-4坂本ビル 3F
- 電話番号
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