福島で進行中の「おしごと中、失礼します!」プロジェクト
一般社団法人キャッシュ・フォー・ワーク・ジャパン(CFW-Japan)は、福島県内の雇用を通じた復興活動を伝える「おしごと中、失礼します!プロジェクト」を開始しました。このプロジェクトでは、専属ライターが県内各地で行われている「復興に向けたしごとづくり」「そこで働く人々」を取材し、CFW-JapanのWEBサイトにてその様子を発信していきます。
プロジェクトの目的は?
このプロジェクトは、大きく分けて3つのポイントがあります。まずは、メディアには取り上げられにくい小さな活動を見つけ出し、それを発信することに重点を置いています。続いて、働くことの意味や、雇用がもたらす希望について探ります。そして、現地に専属のライターを雇用し、取材活動を行うことで、その活動自体がCFWの一環として機能するようにしています。
1. 小さな活動の掘り起こし
被災者を雇用している復興事業の中には、さまざまな小さな活動があります。CFW-Japanでは、これらの隠れた活動を発掘し、取材することを目指しています。東日本大震災直後から復興事業に取り組み、被災者の雇用を促進してきた永松伸吾代表は、これらの活動がどれほど重要であるかを伝えてきました。今回のプロジェクトによって、他の被災地や将来の災害時における参考事例を提供します。
2. 働くことの価値を考える
仕事は単なる所得を得る手段だけでなく、個人の生きがいや社会とのつながりでもあります。特に復興に向けた思いを持つ被災者にとって、その感情は強いものです。このプロジェクトでは、復興作業に関わる被災者に取材を行い、彼らの声を通じて、働くことがもたらす「希望」や「やりがい」を見つめ直します。
3. 現地ライターの採用
CFW-Japanでは、福島出身あるいは在住の専属ライターを採用し、現地の視点から取材を行います。被災地の実情をよく知るライターが取材を行うことで、一般のニュース報道では伝えきれない詳細な情報や人々の思いを伝えることを目指しています。
プロジェクトの情報発信
この取材プロジェクトの成果物は、CFW-Japanのホームページ内に特設されるプロジェクトページで随時更新されます。週2回の更新を予定しており、代表の永松をはじめとする有志が行ってきた他地域のCFW事例レポートと共に発信されます。
CFW-Japanのプロジェクト特設ページはこちら
まとめ
この「おしごと中、失礼します!」プロジェクトは、福島県の復興の現場で人々がどのように新たな生活を築いているかを伝える重要な活動です。私たちは、その活動を通じて、福島の復興に向けた希望の光を見出し、多くの人にその実情を知ってもらえるよう努めます。
一般社団法人キャッシュ・フォー・ワーク・ジャパンの活動は、福島県の「がんばろう福島!”絆”づくり応援事業」の一部として実施されています。この取り組みを通して、全国の復興活動がさらに進展していくことが期待されます。