マーヤの新商品開発
2025-03-25 10:37:01

地域大学生とのコラボで新商品開発!株式会社マーヤの挑戦

株式会社マーヤの新たな挑戦



株式会社マーヤは、地域の大学生とのコラボレーションを通じて新商品開発に取り組んでいます。1959年に創業されたこの企業は、東京に拠点を持ち、高級婦人服の縫製で熟練した技術を誇ります。最近では、工場や店舗を持たずに、インフルエンサーや大学生の服作りをサポートしています。このような新たな挑戦が区から感謝状を受けるなど、地域からも評価されています。

インフルエンサーや学生のニーズに応える



マーヤは、アパレルブランドのデザイナーやパタンナーと直接対話し、製品開発に取り組むスタイルを取っています。専務取締役で工場長、菅谷正氏は「東京に拠点がある強みを生かして、リアルな打ち合わせを重ねています」と語ります。これにより、デザインの再現度や縫製の現場を確認しながら、相互に意見を交わして製品を作り上げることが可能になっています。

変化するアパレル業界への適応



近年、アパレル業界はファブレスビジネスモデルが主流となり、SNSの影響力が増しています。こうした時代に、マーヤはアクセスの良い都内で自社アトリエのような感覚で服を作るプラットフォームを提供しています。菅谷氏は「最近では、さまざまな層からの注文が増え、意見のキャッチボールができるようになったおかげで、実際に来社する方の数も増えています」と言います。

感じる違和感と新たな志



正氏は、販売員としての経験を経てマーヤに入社しましたが、ファストファッションの急増に異を唱え、自社の理念として健全な服作りを掲げています。「かつては安価な外国製の服を多数扱うようになり、心が痛む瞬間がありました」と語る彼は、質の高い衣類の提供を志しています。

足立ブランド認定の意義



マーヤは、2019年に足立ブランドに認定され、地元での知名度向上に貢献しています。この認定をきっかけに、異業種とのつながりが生まれ、業界の未来に希望を抱いている若い世代との交流も深まっています。コロナ禍には医療用マスクなども製造し、地域に貢献してきました。

大学生との産学連携プロジェクト



2022年、マーヤは足立大学生地域活動プラットフォームの一員となり、コーヒー豆の麻袋をアップサイクルするプロジェクトを展開しました。大学生とのコラボで誕生した「Tama Bag」は、再利用の難しい麻袋を活用し、意見を出し合いながら可愛らしいバッグを作り上げました。

「コラボレーションは直接的な売り上げにはつながりませんが、他業種の知見を得られ、新しい商品開発に活かせます」と菅谷氏は強調します。

将来への展望



「足立区と東京未来大学との交流は今後も続けていきます。学生とのつながりもあり、共存共栄の社会を築いていきたいです」と語る菅谷氏。地域のニーズに応え、質の高い服作りを追求し続けるマーヤは、これからもアパレル業界において重要な役割を果たしていくことでしょう。

会社概要


株式会社マーヤは、東京都足立区に位置し、高級婦人服の縫製分野で長い歴史を持っています。今後も地元に根ざした企業として、衣料品の品質向上を目指し、地域社会と共に発展していく姿勢を貫いていきます。


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会社情報

会社名
足立ブランド
住所
東京都足立区中央本町一丁目17番1号足立区産業振興課
電話番号
03-3880-5869

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