南多摩中等教育の授業
2025-03-26 16:19:26

都立南多摩中等教育学校でMicrosoft Copilotを活用したプログラミング授業を実施

都立南多摩中等教育学校にて実施した新しいプログラミング授業



2023年11月、株式会社CA Tech Kidsが都立南多摩中等教育学校で新たなプログラミング授業を開催しました。この授業では、Microsoft社の生成AIサービス「Microsoft Copilot」を活用し、未経験の生徒がPythonプログラミングを学ぶ機会を提供しました。生徒たちには、AIを利用した学びの楽しさを実感してもらうことが目的です。

授業の背景と目的


CA Tech Kidsは、次世代を担う子どもたちにAI教育を浸透させるため、Microsoft Copilotを使った高校生向けプログラミング授業を2014年11月から全国で展開する計画をしています。この授業は特にプログラミング未経験の学生を対象に、「Pythonの基本を習得すること」と「生成AIの活用方法を学ぶこと」に重きを置いて行われました。

授業内容の詳細


授業では、Minecraft EducationとMicrosoft Copilotの2つのツールが中心となります。Minecraft Educationでは、プログラミングを用いてエージェントと呼ばれるロボットを制御し、様々な作業を行います。エージェントに指示を出すことで、ブロックの配置や建物の構築が可能となります。一方、Microsoft Copilotは、プログラミングのヒントを得たり疑問に対する答えを探すためのサポートをしてくれる頼もしいツールです。

授業の最初では、簡単なプログラムから始めます。「エージェントを前に1ブロック移動させる」プログラムの作成をスタートに、多くの生徒たちは自分たちで考えた修正案を基にプログラムを進めていきます。このアプローチにより、授業における自己学習の重要性を感じられたとの声も聞かれました。

次に、「前に2ブロック移動する」プログラムに挑戦します。Microsoft Copilotを参考にしながらも、自分の考えを反映させることで生徒たちは存分にプログラミングの面白さを体感します。また、授業の進行に伴い、変数や繰り返し処理(for文)といった少し難易度の高い概念にも挑戦します。プログラムがMinecraft上で実際に動くことから、単純な問題でも楽しめる環境が整っています。

参加者の反応


授業終了後に行われたアンケートでは、参加した生徒たちから高い満足度が寄せられました。「プログラミングは難しいと思っていたが、楽しく学べた」との声が多く、Minecraftを利用した授業形式が生徒に親しまれている様子が伺えました。

教員の視点


担当教員である田中駿氏は、「この研修は特にプログラミングの経験がない生徒に適している」と述べ、生徒たちが身近な題材から専門的なスキルを学べる環境を提供できることに魅力を感じたと教えてくれました。また、運営スタッフのサポートにより、生徒一人ひとりが自分のペースで学びを深められたとのことです。生徒たちは次年度から始まる「総合的な探究の時間」で今回の学びを活かす意欲を見せています。

今後の展望


CA Tech Kidsでは、2024年11月から高校生向けのプログラミング授業を全国で展開する予定です。実施回数やカリキュラムは要望に応じて柔軟に対応するとのことで、高等学校DX加速化推進事業としても利用できるとのことです。詳細な情報は公式サイトにて提供されています。

CA Tech Kidsの紹介


CA Tech Kidsは2013年に設立され、小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」を運営。プログラミング教育のリーディングカンパニーとして、多くの受賞者や成長を見守る中、北海道から沖縄まで全国に3,000以上の教室を展開しています。プログラミング初心者向けのサポートを行い、各地での教育支援活動も積極的に推進しています。


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会社情報

会社名
株式会社CA Tech Kids
住所
東京都渋谷区渋谷渋谷スクランブルスクエア23階
電話番号
03-5489-8639

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