第21回チョウ類の保全を考える集い
認定NPO法人 日本チョウ類保全協会が主催する「第21回チョウ類の保全を考える集い」が2025年2月8日(土)に開催されます。このオンラインイベントでは、ネオニコチノイド系農薬が昆虫に与える影響や、チョウ類の現状、そして様々な保全活動についての情報が提供されます。
開催背景
近年、世界中で昆虫の数が激減しており、日本国内でも約240種のチョウのうち、30%が環境省のレッドリストに登録されています。絶滅の危機にさらされるチョウたちの現状を知り、保全の重要性について認識を深めることがこのイベントの主な目的です。
イベント概要
このイベントはZoomウェビナーで開催され、事前登録が必須となります。参加費は無料で、幅広い方に参加していただけるように設計されています。
開催日時
- - 日時: 2025年2月8日(土)
- - 12:30から入室可能
プログラム内容
ネオニコチノイド系農薬による昆虫類への影響について、神奈川県立生命の星・地球博物館の苅部治紀氏が解説します。
昆虫類の現状と保全に向けた取り組みとして、気候変動がギンボシヒョウモンに与える影響や、ミヤマシジミの保全活動についての講演があります。
- 渡邊通人氏による「気候変動によるギンボシヒョウモンの生息状況の変化」
- 出戸秀典氏による「長野県の農地でのミヤマシジミの保全」
- 橋口功大氏による「水生昆虫の保全と今後の展望」
チョウ類のモニタリング調査についての発表があり、様々な調査結果が紹介されます。
絶滅危惧種のチョウや昆虫類の保全活動の報告が行われます。特に、ヒメチャマダラセセリやツシマウラボシシジミの保全活動について詳細が述べられる予定です。
参加方法
参加希望者は、イベント専用のウェブ登録リンクから事前登録を行ってください。
登録はこちら
定員があるため、早めにお申し込みをお勧めします。
主催機関について
認定NPO法人 日本チョウ類保全協会は、絶滅危機にある昆虫類の保全を含む生物多様性の普及と保護を目的として活動しています。具体的な保全活動や地域での実践についても、このイベントを通じてご紹介する予定です。子どもから大人まで、どなたでも参加できるこの機会に是非ご参加ください!