武蔵野大学、グローバルインターン
2024-06-27 16:19:53

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部、シンガポール・インドのスタートアップでインターンシッププログラムを実施!グローバルアントレプレナー育成へ

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部、グローバルインターンシッププログラムで学生の起業家スキルを育成



武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、5月15日~16日に開催されたアジア最大級のスタートアップカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2024」に出展したシンガポールとインドのスタートアップ3社にて、学生8名のインターンシッププログラムを実施しました。

このプログラムは、日本の大学生に国際的なビジネス環境での実践的な経験を提供し、グローバルアントレプレナーを育成することを目的としています。学生たちは、スタートアップ企業でのインターンシップを通して、海外ビジネスの面白さ、難しさ、そしてグローバルなビジネス展開の最前線を体験しました。

グローバルな舞台で活躍する学生たち



プログラムに参加した学生たちは、2週間前からオンラインでスタートアップ企業の事業内容を学び、日本の市場調査や資料作成、SNS運用支援などの活動を行いました。SusHi Tech Tokyo 2024では、チームの一員としてブースに立ち、来場者に対して日本語でサービスを紹介しました。イベント後も5月末まで活動を続け、グローバルなビジネスの現場で貴重な経験を積みました。

具体的な取り組み



今回のプログラムでは、シンガポールのフィンテック/リテールテックカンパニー「Pi-xcels」、フードテックカンパニー「ImpacFat」、そしてインドのミュージックテックカンパニー「Choira」の3社に、それぞれ2~3名の学生がインターンとして配属されました。

学生たちは、各社の事業内容や文化を理解し、それぞれの強みを活かした活動を行いました。例えば、Pi-xcelsでは日本の市場調査を行い、サービスの改善策を提案しました。ImpacFatでは、日本語の資料作成やSNS運用をサポートし、日本市場への進出を支援しました。Choiraでは、音楽サービスのマーケティング戦略立案やイベント企画などに貢献しました。

学生たちの成長



プログラム前後には、ベンチャーキャピタルBeyond Next Ventures株式会社が開発した「起業家スコア™」を使って、学生たちの起業家資質の変化を検証しました。その結果、インターンシップを通して、学生たちの「革新性・創造性」「リーダーシップ」などの起業家としてのスキルが大幅に向上したことがわかりました。

今後の展望



武蔵野大学は、今後もこのプログラムを継続的に実施することで、学生たちのグローバルアントレプレナーシップ育成を促進していく予定です。また、海外スタートアップが日本市場へ参入しやすい環境作りにも貢献していきます。

大学関係者のコメント



武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一氏は、「学生たちは、日本ではなかなか味わえないグローバルなビジネスの潮流を全身で浴び、四苦八苦しながらも成長することができました。今回得た知見を活かして、来年度のSusHiTechはもちろん、海外企業が来日するグローバルなイベントでは同様の取り組みを実施して、グローバルアントレプレナーの育成に全力で取り組んでいきます。」と述べています。

One&Co General Managerの伊藤隆彦氏は、「今回の産学官連携プログラムにおいて、シンガポールのスタートアップには日本で新たな『良いの意味』と出会ってもらえ、日本の大学生には海外のスタートアップが『世界展開を模索する瞬間』に立ち会ってもらえました。その経験は関わるすべての人にとってとても価値あることであり、今後も『Born-Globals(創業時から世界展開を見据えた事業モデルを構築する起業家)』を増やすための仕組み作りをEMCさんらと続けたいと思います。」と語っています。

まとめ



武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の学生たちは、今回のインターンシッププログラムを通して、グローバルなビジネス環境での実践的な経験を積むことができました。この経験は、学生たちの起業家としての成長に大きく貢献するとともに、将来のグローバルアントレプレナー育成にもつながる貴重な機会となりました。


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