米国イリノイ州の教職員年金の運用受託を開始した三井住友DSアセットマネジメント

三井住友DSアセットマネジメント、イリノイ州教職員年金の運用受託を開始

三井住友DSアセットマネジメント株式会社は、米国イリノイ州の教職員退職年金（Illinois Teachers’ Retirement System、以下「TRS」）からの運用業務を開始したことを発表しました。TRSのポートフォリオは249億ドルに達し、この一部の運用を当社が担うことになりました。

この受託は、当社にとって2019年の合併以降、米国の機関投資家から初めての運用受託となるものであり、大変重要な意味を持ちます。TRSからの信頼を得ることができたということは、当社の専門性や信頼性が米国市場でも認められた証拠であり、これが日本の金融市場全体の信頼性向上にも寄与することが期待されます。

当社は昨年、資産運用会社として初めてニューヨーク証券取引所で日本株アクティブETFのサブアドバイザーに就任するなど、米国での存在感を強化してきました。今回の受託は、そうした取り組みの一環であり、更なる国際的な成長を目指すものです。

「Quality of Lifeに貢献する最高の資産運用会社へ」という経営理念のもと、当社は全世界の投資家に対して資産形成のサポートをお約束します。

今後の展望

今回の運用委託を受けて、当社はTRSポートフォリオの効率的な運用に努め、米国市場でのさらなる展開に向けた基盤を築くことが重要です。昨今の市場環境は急速に変化しており、適切な情報と戦略を持つことが投資成功のカギとなります。

トレンドを先読みし、成長が見込まれるセクターへ柔軟に対応することで、他の投資家に比べて競争優位性を持つことができます。また、当社は市場の変動に対しても敏感に反応し、リスク管理を徹底することで、安定したリターンを投資家に提供することを目指しています。

信頼性の重要性

当社は顧客との信頼関係を最優先に考え、透明性ある運用を行います。しかし今回の運用開始に際し、投資には常にリスクが伴うため、すべての運用成果はお客様に帰属するということを重視します。したがって、当社は損失が発生する可能性についても明確に認識させる責任があります。

今後も、金融商品取引法に基づくガイドラインを遵守し、顧客が信頼できる情報を提供し続けることを約束します。

さらに、法令に従った適正な業務運営を行い、より良いサービスを提供できるよう努めていきます。