福岡でつながる世界:パレスチナのこどもたち写真展
福岡にて、パレスチナの現状を身近に感じられる写真展と絵画展『つながる世界〜パレスチナのこどもたち』が開催されています。この展覧会では、パレスチナのこどもたちの実情を伝える写真と共に、児童書を作る絵本作家たちによる絵画が並び、多くの人々の心に訴えかける内容となっています。
存在意義
パレスチナでは、イスラエルによる占領と暴力が70年以上も続いている現状があり、最近の情勢は一層厳しさを増しています。展覧会の主催者である絵本作家たちは、この痛ましい状況に声を上げることの重要性を感じており、展覧会を通じて多くの人々にその実情を知ってもらおうとしています。彼らが伝えるメッセージには、こどもたちへの思いや支援の必要性が込められています。
展覧会の内容
展覧会では、パレスチナのこどもたちの生きる姿を捉えた数多くの写真が展示されており、訪れる人々にそれぞれの思いを体験させています。また、参加している絵本作家たちが描いた約20点の絵も同時に展示されており、彼らの作品を通じてパレスチナの現状について考えるきっかけを提供しています。具体的には、えがしらみちこさんや石川えりこさん、田島征三さんなど、多くの著名な絵本作家たちがその作品を寄せています。
開催詳細
この展覧会は、福岡のナツメ書店と絵本の店あっぷっぷで開催されます。ナツメ書店では、2025年9月12日から9月27日までの期間中、特定の休館日を設けながら、12:00から17:00までオープンしています。絵本の店あっぷっぷでは、10月1日から15日までの期間にわたって10:00から18:00の間に訪れることができます。
過去にはKYOTOやTOKYO、HIROSHIMAでも開催され、各地で多くの人々の感動を呼びました。特に、広島では多くの来場者が訪れ、パレスチナのこどもたちの現状への理解を深める機会となりました。これらの展覧会は、一人一人にこどもたちの現状を考えるきっかけを与える役割を果たしています。
主催と協力
本展は、つながる世界プロジェクトが主催し、日本国際ボランティアセンター(JVC)が協力しています。JVCは、パレスチナを含む多くの国々で人道的な支援を行っており、地域の人々の力を引き出すことを重視する団体です。彼らの活動は、現地の実情を踏まえた支援を行い続けています。
最後に
パレスチナのこどもたちの今を伝えるこの展覧会は、私たちが忘れがちな現実を思い出させ、共感を呼びかける貴重な機会です。ぜひ、足を運び、彼らの声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。心温まる絵本作家たちの作品と、切実なフォトストーリーがあなたを待っています。