日の出マイクログリッド試験
2026-03-09 13:30:06

静岡市清水区日の出地区におけるマイクログリッド試験の実施報告

清水市日の出地域のマイクログリッド試験



静岡県清水市に位置する日の出地区で、鈴与商事株式会社と電源開発株式会社が共同で進めている地域マイクログリッドの発動試験が行われました。この試験は、注意深く計画された取り組みであり、経済産業省の補助金を得て、再生可能エネルギーの活用と地域の電力自立性向上を目的としています。

地域マイクログリッドの概要



このマイクログリッドシステムは、日々の電力の供給を効率化するために太陽光発電設備、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を統合したものです。具体的には、3つの地点に設置された太陽光発電設備が合計で出力1,008キロワット(DC)を誇り、系統用大型蓄電池は1,950キロワットの出力を持っています。

地元のインフラを守る



特に注目すべきは、台風やその他の自然災害に対する備えです。長期停電時には中部電力の配電系統から切り離し、自立的に電力供給を行い、特に防災施設である清水マリンビルがその受け皿となります。これにより、地域の港湾機能や住民の生活が保護される仕組みが設けられています。

発動試験の結果



2026年2月15日に行われた発動試験では、系列の配電線から切り離されたエリアの約半分に電力が供給されました。実際には約3時間にわたり、23件の需要家に対して電力供給が行われ、その結果、安定的な電力が地域に届けられることが確認されました。これは、愛知工業大学との共同研究によって事前にシミュレーションで確認されたスムーズな運用の証でもあります。

安定した供給の重要性



地域マイクログリッドの導入によって、自然災害による停電に対しても、地域住民の生活が守られることが期待されています。今回の試験成績は、今後のさらなる地域電力自立に向けた重要なステップとなるでしょう。

コンソーシアム体制



このプロジェクトは、官民連携により推進されています。コンソーシアムでは、行政、送配電事業者、民間企業が協力し、確実なマイクログリッドの発動と持続的な運用を実現しています。各主体の役割分担が明確にされており、一体型のシステムで地域の電力自立を図るために取り組まれているのです。

企業の背景



電源開発株式会社について



電源開発株式会社(Jパワー)は、1952年以来、エネルギー供給に取り組んできました。自然エネルギーを含むさまざまな発電方式を通じて、持続可能な発展に貢献することを目指しています。2050年に向けたカーボンニュートラルの達成を掲げ、既存施設のアップサイクルやCO2フリーの取り組みも進めています。

鈴与商事株式会社について



鈴与商事は、エネルギー供給に加え、太陽光関連事業や脱炭素化に資する商材を提供しています。持続可能な社会を目指し、様々な市場に応じたソリューションを展開しています。

まとめ



清水市日の出地区での地域マイクログリッドの構築とその発動試験は、地域住民に安心を提供する新しい試みです。再生可能エネルギーの普及と、災害への備えがますます重要視される中、この試験結果は他の地域における実施への示唆を与えることが期待されます。


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会社情報

会社名
鈴与株式会社
住所
静岡県静岡市清水区入船町11-1
電話番号

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