隈研吾デザインのクリスマスツリーが登場!
東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座では、著名な建築家・隈研吾氏が手がけたサステナブルなクリスマスツリーが展示されます。このプロジェクトは、森林の循環と育成に配慮した木材を活用し、クリスマスシーズンを彩る新たなアートとして注目されています。クリスマスツリーが公開されるのは、2024年11月19日(火)から12月26日(木)の期間。場所はそれぞれ、銀座の1階Lobby Barと、虎ノ門の31階Lobby Barになります。
「木漏れ日」と「木組み」
それぞれのツリーには異なるデザインが施され、虎ノ門のツリーは「木漏れ日」をテーマにしています。これは、若々しさと明るさを感じる虎ノ門の街の特徴を反映しており、高い天井のロビーに映えるように設計されています。使用される木材は、ならやせん、ホオ、クルミ、イタヤカエデなど日本の森から調達されたものです。
一方、銀座に展示される「木組み」は、世界的な最先端と日本の伝統文化が共存する街、銀座の特性を表現しています。木の枝を「織る」という視点からデザインされたツリーは、まるで宝石箱のような美しさを持っています。こちらでも同様に、使用される木材は日本の豊かな森林からのものです。
サステナブルなコンセプト
隈研吾氏は、クリスマスツリーの製作について次のように語っています。「それぞれのツリーは、街の個性を反映しながらも、森の循環に貢献することを目的としています。当初のクリスマスシーズンが終わると、ツリーのユニットは家具に転用されます。これにより、木は違う形で新たな命を得るのです。」
このプロジェクトは、木材の調達からツリーの加工、家具の制作までを国内家具業界のリーディングメーカー、カリモク家具に協力を受けて実現しています。カリモク家具の理念は、持続可能なモノづくりを追求することで、木材の多様性を活かし、環境との共存を図ることにあります。
展示とチャリティーオークション
ツリーは展示が終わった後、隈研吾氏デザインのテーブルとして生まれ変わる予定で、これらの家具はオンラインで販売されます。さらに、各ツリーからは特別なマスターピースが作成され、サイレントオークションにかけられます。ロマンあふれるクリスマスの余韻を楽しむことができるこのプロジェクトでは、収益の一部がチャリティー団体に寄付される予定です。
ぜひ、東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座のロビーで、隈研吾氏のサステナブルなクリスマスツリーをご覧に足をお運びください。あなたもこの革新的な取り組みに触れ、新たなクリスマスの魅力に出会えることでしょう。