子どもたちの創造性を育むSNS「フォーキッズ」が始動！

子ども向けSNSを開発する株式会社4kizが新たに「フォーキッズ」を立ち上げ、国内外の個人投資家から資金を調達しました。このプラットフォームは、子どもたちが自分の作品を親子で共有できる安全かつ楽しい環境を提供することを目的としており、特に15歳以下の子どもたちを対象にしたSNSです。

背景と必要性

現在、FacebookやInstagram、TikTokといった主要なSNSは、利用年齢を13歳以上に制限していますが、スマートフォンやタブレットが普及したことで、12歳以下の子どもたちがこれらのプラットフォームを利用するケースが増加しています。この状況は子どもたちにとって安全ではなく、社交的なリスクも伴います。そこで、株式会社4kizは「フォーキッズ」の開発に着手しました。

「フォーキッズ」は、子どもたちが興味を持つ絵やブロック、昆虫・植物観察、漫画、プログラミングなど多様な活動を通じて、自らの創造性を発揮できる場を提供します。親が子どもの投稿やコメントを監視・承認できる機能を持ち、誹謗中傷やいじめを防ぐためのNGワード設定も可能です。これにより、安心して利用できるSNSを実現することを目指しています。

資金調達と今後の展望

今回の第三者割当増資で手に入れた資金は、アプリの開発に伴う人件費やマーケティング費用に活用される予定です。開発チームは、2022年夏にリリースを予定しており、その準備を急ピッチで進めています。期待されるのは、プラットフォームの機能を改善し、様々なパートナーシップを結ぶことです。

出資者たちの期待

出資者の一人である守屋実氏は、本山勝寛CEOの情熱と明確なビジョンに共感し、彼の挑戦を応援しています。「子どもたちがつながるオンラインプラットフォームの必要性」を強調し、今の時代にこそこの事業が必要だと語りました。大冨智弘氏も、本山氏の持つ教育に対する熱意に期待を寄せています。

また、鬼塚忠氏は本山CEOとの関係を紹介し、起業への強い決意を称賛しました。さらに、畠山和也氏は、SNSが大人だけのものである現状を批判し、子どもたちに表現の場を提供する意義の重要性を訴えました。

株式会社4kizについて

株式会社4kizは、2021年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。代表取締役の本山勝寛氏は、「こどもたちの可能性を無限に引き出す世界中のつながりをつくる」というミッションを掲げています。子ども向けSNSのサービス開発に加え、親子向けの講演や研修も行っています。今後、株式会社4kizは「こどもの、こどもによる、こどものためのSNS」の実現を目指し、子どもたちの好奇心や創造性を引き出すための挑戦を続けることでしょう。