ラグビーと環境保護
2025-08-28 12:25:30

ラグビーと環境保護の新たな取り組み──全試合でカーボンオフセットを実現

ラグビーと環境保護の新たな取り組み



2024-25シーズンにおいて、NTT Sports Xが運営するラグビークラブ「浦安D-Rocks」は、全9試合でカーボンオフセットを実現する取り組みを開始しました。このイニシアティブは、環境への配慮を目的とし、世界的な気候変動への対策として重要な一歩となります。

背景



近年、温暖化が深刻な問題として浮上し、各スポーツチームも脱炭素の動きに参加しています。この流れの中で、D-Rocksの取り組みはスポーツイベントが環境意識の向上を促進できることを示しています。NTTグループが掲げる「2040年ネットゼロ達成」の目標とも一致しており、持続可能な未来に向けた取り組みとして注目されています。

具体的な取り組み



1. カーボンオフセット試合の実施


2024-25シーズンには、D-Rocksのホストゲーム全9試合が対象となります。この試合では、クラブの運営を行うNTT Sports Xが、NTTドコモビジネスから提供されるカーボンクレジットを活用し、試合に関連するCO2排出量をオフセットします。

この取り組みの一環として、試合当日の会場では来場者に対してCO2排出量の速報データを提示し、来場者の環境意識を高める活動も行います。これにより、スポーツ観戦を楽しむだけでなく、環境のことを考える機会が提供されます。

2. カーボンクレジットの活用


NTTドコモビジネスは、農業由来のJ-クレジットである「Green Natural Credit」と、住友林業と共同で開発した「森林価値創造プラットフォーム」(森かち)を通じて、森林由来のJ-クレジットも提供しています。これらのクレジットを使用することで、各試合ごとに発生したCO2排出量を正確に算出し、企業理念に基づいた環境保護に寄与しています。

3. プロモーション活動の実施


シーズンオフには、プロ選手を起用したキャンペーンや、D-Rocksファン感謝祭でのプロモーション活動が計画されています。具体例では、選手が米農家を訪問し、交流を深める「稲刈り体験」などのイベントも予定されており、地域社会との連携も強化されます。

未来への展望


NTT Sports XとNTTドコモビジネスは、今後もカーボンオフセット試合の実施を継続的に検討しており、さらなる施策を講じて脱炭素社会の実現を目指します。スポーツを通じた環境意識の向上は、サステイナブルな未来への重要な鍵となるでしょう。この取り組みが他のクラブや団体にも影響を及ぼし、より多くのスポーツ界における環境保護活動が広がることを期待しています。

この取り組みは、スポーツと環境の共生を実現するための一例として、さらなる注目を集めるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社NTT Sports X
住所
東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー42F
電話番号

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