株式会社ウェイビーが広島銀行と提携
2023年10月、株式会社ウェイビー(以下、ウェイビー)は、広島銀行との連携を発表し、地域企業の成長を支援するサービス「デジ社長」の提供を開始しました。このSaaS(Software as a Service)は、経営者にとって貴重な情報源であり、地域の中小企業を支援する画期的な取り組みとして注目されています。
デジ社長の特長
「デジ社長」は、ウェイビーが2010年に設立以来目指してきた「地域経済のエコシステムメーカー」としての理念を具現化した製品です。このシステムを導入することで、広島銀行のお客様である中小企業や個人事業主は、経営ヒントニュースや補助金、助成金情報など、必要な情報を簡単に受け取ることができます。
特に、広島銀行専用のLINE公式アカウント「ひろぎんBiz」を友達追加するだけで、地域内のデータを基にした情報が届けられます。これにより、経営者は他社が気にしているトレンドやヒントを逃すことなく、業務に役立てることが可能です。
試験リリースの背景
この取り組みは、現在広島銀行のビジネスコンサルセンターにて取引のある個人事業主を対象に、限定的に効果検証を行っている段階です。トライアル形式で実施されており、実際の顧客からのフィードバックを集め、サービスの改善につなげていく考えです。これにより、将来的には多くの地域企業に対して幅広くサービスを提供していくことができます。
ウェイビーの成り立ち
ウェイビーは、創業以来1,000以上の中小企業や個人事業主と共に成長してきました。その中で培ったノウハウを活かし、2023年5月には新たな経営支援システム「デジ社長」を一般向けにリリースしました。この経営支援システムは、金融機関や新聞社、自治体、商工会議所など多数の団体に導入されています。
経営支援者を巡る現状
昨今、金融機関や自治体などの経営支援者は、時代の変化に伴い、役割のアップデートが迫られています。顧客である中小企業や個人事業主に対して、いかに効率的に支援を行うかが重要となり、そのためには人手やノウハウの確保が鍵です。
デジ社長は、こうした課題を解決するために開発されたシステムであり、経営支援者がその役割を果たす手助けをすることを目的としています。これにより、地域企業の課題解決や成長支援が、よりスムーズに行えるようになります。
今後の展望
ウェイビーは、「デジ社長」を通じて地域経済の活性化を目指すだけでなく、全国各地の中小企業や個人事業主に対する新しいサービスの提供を行っていく予定です。地域の持続可能な成長を実現するために、引き続き革新的な取り組みを続けていくでしょう。
ウェイビーの公式サイトでは、デジ社長の詳細や導入事例も紹介されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。ウェイビーの挑戦が、地域経済に与える影響は大きいものとなるでしょう。