東京医科歯科大学に「テレキューブ」開設
2024年8月、東京医科歯科大学病院に新たに個室型のワークブース「テレキューブ」が設置され、サービスが開始されました。この取り組みは、入院患者や来院者が、WEB会議や電話が行いやすい環境を提供することを目的としています。
この新しい「テレキューブ」は、病院のC棟の1階に設置されており、利用者は必要に応じて1人用の個室ブースを利用できます。コロナ禍を経て、リモートワークやオンライン会議の重要性が高まっており、個室で静かに集中できる空間のニーズが増加しています。
個室ブースの役割
「テレキューブ」の設置には、入院中の患者さんにとっての時間の有効活用や、家族や友人と連絡を取るための便利な空間を提供する意味があります。また、お見舞いに来た方やビジネスパーソンにとっては、来院中に急な業務を行う場としても利用されることが期待されています。これにより、患者さんや医療従事者の利便性が向上するとともに、医療機関との連携が進むことが見込まれます。
設置の背景
東京医科歯科大学と三菱地所、そしてテレキューブサービスの三者が協力して、このプロジェクトが実現しました。実際に、以前の協定の中で、医療機関の有効活用やオープンイノベーションの推進が語られており、その一環としてこのブースの設置が行われたのです。これにより、医療現場においてもテレワークが可能な環境が整えられることとなりました。
テレキューブは、公共の場所にも積極的に展開されており、今回の医療機関への設置は初めての試み。地方の病院やさまざまな施設でも導入が推奨される中、東京がその先駆けと言えるでしょう。
今後の展望
テレキューブサービスは今後も新たな都道府県や施設での展開を計画しており、さらなる個室環境の提供を目指しています。これにより、より良いテレワーク環境を多数の人々に提供していくことを目指しています。すでに関東圏を中心に多くの設置場所がありますが、個室型の強みである「いつでもどこでも働ける空間」が、ますます多くの場所で実現されることとなります。
利用案内
「テレキューブ」は、平日7時から21時まで利用可能で、東京都の病院という立地改善が人々の生活の質を高めることに寄与するでしょう。利用には、事前の予約が必要な場合もあるため、詳細はテレキューブの公式ウェブサイトを参照してください。
お問い合わせ先
テレキューブサービス株式会社
電話:03-6386-5319
Email:
[email protected]
新たに設置された「テレキューブ」は、病院においても働く環境の変化を示す重要な一歩であり、今後の展開に注目が集まっています。