NFTプロジェクト「LLAC」が今治市にアートを寄贈
愛媛県今治市に新たなデジタルアートの波が訪れました。株式会社むらかみかいぞくが運営するNFTプロジェクト「Live Like A Cat(以下、LLAC)」が、NFTとアートパネルを同市に寄贈することが決定しました。この取り組みは、今治市において初のNFT寄贈となります。
LLACは「猫のように生きる」というコンセプトを掲げており、Web3時代のライフスタイルブランドとして、多様な価値観を尊重しながら、自分自身の心地よい生き方を追求することを目指しています。そのミッションには、「生き方のOSをアップデートする」という理念が満ちています。
寄贈式の詳細
寄贈されたNFTとアートパネルの贈呈式は、2024年9月19日(木)の午前11時30分から12時まで、今治市役所にて行われます。出席者には今治市市長の徳永繁樹氏や、株式会社むらかみかいぞくの代表取締役である村上周平氏が名を連ねます。寄贈品には、LLACのNFT1点と、リードデザイナーである猫森うむ子氏の描き下ろしアートパネルが含まれています。猫森氏は、今治市で開催される「デジタルアートスタンプラリー」のためにデザインした作品を提供しました。
LLACと今治市の連携
今治市はLLACの創始者である村上周平氏の故郷です。これまでにも今治市はLLACとさまざまな取り組みを行ってきました。その中でも特に目を引くのは、2023年6月に行われたLLACオリジナルNFTと今治タオルのセット提供や、デジタルアイテムを活用した人口創出に関する協業です。これまでに埼玉県や特設サイトでのNFT配布、さらにチャットアプリ「Discord」を通じたファンコミュニティの拡大などを行っています。
今後は、今治市内に「LLACハウス」というコワーキングスペースのオープンを予定しており、地域の子どもたちに向けたAIやイラストのワークショップも開催予定です。この取り組みは、次世代のクリエイター育成にも寄与することでしょう。
LLACの概要
LLAC(Live Like A Cat)は2022年12月に22,222匹の猫をテーマにしたNFTをローンチし、以降急速に人気を獲得しています。2024年3月時点での累計取引高は2,131ETH(約12億円)に達し、多くの支持を集めています。猫森うむ子氏が手掛けるアートは、コンセプチュアルかつポップなスタイルで、幅広い層に愛されています。
また、これまで渋谷パルコなどでのポップアップ展示のほか、静岡のNFTアート展や新宿でのイベントなどで多くの人々に体験を提供してきました。LLACは、地域に密着した活動を通じて、デジタルアートの新しい可能性を広げ続けています。これからの展開に目が離せません。
公式サイトや各種SNSでも情報が発信されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。