GMOサイバーセキュリティが提供する最新の脆弱性診断ツール
2025年7月28日、GMOサイバーセキュリティ by イエラエ株式会社(以下、GMOサイバーセキュリティ)は、「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」の機能を大幅に拡張したと発表しました。この新しい機能によって、ヤマハ、シスコ、バッファロー製のネットワーク機器に対する脆弱性診断が可能になりました。これにより、企業はサイバー攻撃にさらされるリスクを大幅に軽減できるようになります。
サイバー攻撃リスクの増大とその対策
近年、サイバー攻撃は巧妙化・多様化しており、特に企業にとっては脅威となっています。サイバー攻撃の初期段階では、攻撃者はSNS、書籍、報道記事などの公開情報を駆使して、ターゲットを選定し、攻撃手法を確立します。特に脆弱性を抱えたIT資産がインターネット上に放置されることは、内部ネットワークへの侵入を許す恐れがあります。
GMOサイバーセキュリティの「ネットde診断 ASM」は、企業のWebサイトやネットワーク機器を自動的に特定し、定期的にセキュリティ診断を行うことで、そのリスクを軽減しようとしています。従来から、フォーティネットのUTM「FortiGate」を含む多様なネットワーク機器の脆弱性診断が可能でしたが、今回のアップデートでは、さらに対象を拡大。新たにヤマハ、シスコ、バッファローの主要製品に対応することで、より広範なセキュリティ診断を実現しています。
拡張された診断対象
新しく追加された脆弱性診断の対象となるネットワーク機器は以下の通りです:
- - ヤマハ株式会社:RTX、RTシリーズ
- - シスコシステムズ合同会社:Cisco Meraki
- - 株式会社バッファロー:
- BHR-4RV
- BSL-SS-2016M
- WSR-5400AX6S
- BS-GS2016P
このように、幅広い製品に対応することで、企業のセキュリティ対策の一環として「ネットde診断 ASM」はますます重要な役割を果たすでしょう。
簡便さと効率性の両立
「ネットde診断 ASM」は、使いやすさを追求した国産のASMツールです。企業は自社名、サービス情報、IPアドレスを入力するだけで、攻撃対象となる可能性のあるWebサイトやネットワーク機器を迅速に特定できます。このようなプロセスを通じて、IT資産の棚卸しとリスクの可視化が可能となります。
GMOサイバーセキュリティとは?
GMOサイバーセキュリティ by イエラエは、国内最大規模のホワイトハッカー集団で構成されるサイバーセキュリティ専門企業です。その強みは、脆弱性診断に加え、ペネトレーションテストやセキュリティコンサルティング、SOCサービス、フォレンジック調査まで多岐にわたるサービスを提供している点にあります。「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」というビジョンを掲げており、企業のセキュリティ対策を多方面からサポートしています。
まとめ
GMOサイバーセキュリティの「ネットde診断 ASM」の機能拡張は、企業がサイバー攻撃から身を守るための重要な一手となるでしょう。連日のサイバー攻撃が進化する中、こうしたツールの活用によって、より一層のセキュリティ強化が期待されます。また、包括的なセキュリティ対策を採用することで、企業は安心して業務に専念することができるでしょう。