品質管理全国大会2024
2024-07-04 15:21:29

標準化と品質管理全国大会2024:共創で実現するWell-beingな社会

標準化と品質管理の未来を拓く、注目のイベント



一般財団法人日本規格協会は、2024年10月7日(月)に「標準化と品質管理全国大会2024」を開催いたします。会場は東京・永田町の都市センターホテル。今年のテーマは「共創で実現するWell-being(ウェルビーイング)な社会 ―変化・多様化する社会における標準化と品質管理の在り方」です。

本大会は、標準化と品質管理の関係者が一堂に会する、年に一度の重要なイベントです。基調講演、個別講演、パネルディスカッションなど、多岐にわたるプログラムが予定されています。

# 第一弾発表!注目の講演ラインナップ



今回の発表では、基調講演2名、個別講演4名の計6名の講演者が決定しました。

基調講演

椿 広計 氏(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所長)
「日本の信頼性を揺るがす不祥事が相次いでいる今こそ、先人が築いたSDCA(標準化-実施-チェック-アクション)サイクルに基づく品質経営と、経営改革の核たる方針との融合が肝要です。本講演ではその筋道を、様々な機関や学会のトップを歴任されてきた椿氏よりご紹介いただきます。」
堤 和彦 氏(国際電気標準会議(IEC)副会長兼市場戦略評議会議長、三菱電機株式会社 特任技術顧問)
「IECの最新動向と今後の展望」について、IECの副会長から直接伺える貴重な機会となります。特に、IECが力を入れているサステナビリティやウェルビーイングなどの課題に向けた取り組み、市場戦略評議会(MSB)の活動からのフロントローディングを活用した規格開発の新しい流れをご紹介いただきます。

個別講演

都築 郁雄 氏(楽天グループ株式会社 グループ品質部 グループTQM推進室 室長)
「楽天グループの品質管理と標準化の取り組み」
「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、Eコマースをはじめ、フィンテック、デジタルコンテンツ、携帯キャリア事業など70以上のサービスを提供している楽天グループの品質管理と標準化への取り組みを、事例と共にご紹介いただきます。
穴井 琢 氏(株式会社バンダイ プロダクトマネジメント部品質保証チーム マネージャー)
「玩具における製品安全対策、PDCAサイクルそしてグローバル化の時代に向けて」
子供向けの玩具を送り出す品質マネジメントシステム(QMS)の構築を続けた結果、製品安全対策優良企業表彰を3回受賞し、2015年にはゴールド企業となったバンダイ。子供たちが安全・安心に遊べる商品を提供しながら、グローバル化に向けて進化を続ける同社のQMSについてお話しいただきます。
林原 昭 氏(未然防止研究所 代表)
「未然防止で実現するトラブル・事故ゼロの現場 ~なぜ、根本原因(真因)追及がうまくいかないか~」
業務上のトラブルや事故が起きるたびに再発防止が叫ばれますが、一向にその再発が止まりません。それは、トラブルの根本原因が追究されず、未然防止ができていないからです。本講演では、講師が独自に体系化した未然防止3ステップの概要に続き、再発防止で重要な根本原因の追究方法と未然防止で大切な将来リスクに気付く方法をご紹介いただきます。
谷川 民生 氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 インダストリアルCPS研究センター 研究センター長)
「生産年齢人口減少課題に対する人機械協調技術と協調安全の標準化」
生産年齢人口減少による生産力の低下という大きな社会的課題に対し、IoT、AI、ロボット技術の活用が期待される一方、従来の大量生産から変種変量生産に変化することで、人の柔軟性とロボットの生産性を組み合わせた、人・機械協調技術とその安全基準である協調安全という概念の検討が進んでいます。本講演で詳しく解説いただきます。

# 標準化と品質管理の重要性を再認識



本大会は、標準化と品質管理が、社会全体のWell-beingを実現するために不可欠であることを改めて認識し、今後の発展に向けた議論を深めるための重要な機会となるでしょう。

# 標準化と品質管理全国大会2024概要



開催日時: 2024年10月7日(月)
会場: 都市センターホテル(東京都千代田区永田町2-10-1)
テーマ: 共創で実現するWell-being(ウェルビーイング)な社会 ―変化・多様化する社会における標準化と品質管理の在り方
申込受付開始: 2024年8月上旬予定

# 標準化と品質管理地区大会2024



全国大会と合わせて、全国7か所で地区大会も開催されます。地区大会の詳細については、日本規格協会のウェブサイトをご確認ください。

# 日本規格協会グループ(JSA)について



一般財団法人日本規格協会を中核とするグループは、1945年12月に設立されました。我が国の総合的標準化機関として、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。

標準化と品質管理の未来を創造する場へ



本大会は、標準化と品質管理に関わるすべての人にとって、貴重な学びと交流の機会となるでしょう。ぜひご参加ください。


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