安田倉庫が初のオフサイト型PPAを導入し脱炭素化へ

安田倉庫が脱炭素化に向けた新たな一歩

安田倉庫株式会社は、環境対策への取り組みを強化するため、初のオフサイト型コーポレートPPA（電力購入契約）を締結しました。この取り組みは、CO₂排出量削減への道筋を示す重要な一歩です。今回の契約は、東急不動産とリエネと連携し、2030年までにCO₂排出量を2022年度比で30％削減することを目指す先進的な試みです。

背景にある目標

安田倉庫グループは「低炭素・循環型社会への貢献」を重要な経営課題として位置づけています。さらに、安田倉庫は脱炭素化の一環として、具体的な施策を打ち出し、持続可能な社会の実現を目指しています。今回のPPA導入は、その取り組みの一部です。

オフサイト型PPAの概要

本PPAによって、東急不動産が保有するリエネ香取太陽光発電所で生成された再生可能エネルギーから供給される電力を利用します。このサービスは2024年11月1日からスタートし、推定で年144,582kgのCO₂削減に寄与するとされています。安田倉庫にとって、オフサイト型PPAの導入は初めての試みで、環境負荷を軽減することに大きく貢献します。

各社の取り組み

安田倉庫は引き続き、脱炭素化を推進するために様々な施策を講じていきます。「お客様の声に真摯に耳を傾ける」という企業理念のもと、社会の変化に柔軟に対応し、持続可能なビジネスモデルを築く方向性で進んでいくと伝えています。

また、東急不動産は再生可能エネルギーの発電事業を展開しており、2024年には国内の保有施設の電力を100％再生可能エネルギーに切り替えることを目標にしています。リエネも、自社で発電した電力を自らの顧客に届けるシステムを構築しており、今後は需要に応じた提案を行い、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。