経年変化と共に育つ器　新しい山中漆器ブランド『YUIYU』

新ブランド『YUIYU』の誕生

石川県加賀市の山中温泉地区にて、450年以上の歴史を誇る山中漆器とフラワーデザイナーのコラボレーションで生まれた新しいインテリア雑貨ブランド『YUIYU』。このブランドは、漆器に新たな視点を取り入れ、「育てる器」というコンセプトを掲げています。これまでの漆器の利用法に加え、経年変化を楽しむ新しい使い方を提案しています。

経年変化が楽しめる「育てる器」

『YUIYU』の製品は、経年による色の変化を楽しむことができます。天然素材の本格漆器は、下塗りの斬新なカラーを用い、時を経ることで少しずつ飴色に変化し、透明感を帯びた色合いを見せます。こうした自然な色の移り変わりは、自分だけの特別な愛着を生む要素でもあります。使い続けることで、日々の生活に深みが増すのです。

山中漆器の職人技

山中漆器は、日本一のろくろ技術に支えられています。『YUIYU』では、木目の美しさを最大限に引き立てるため、「拭き漆」という技術を用いています。この技術では、木地に漆を何度も塗り重ね、拭き取ることで、素材本来の魅力を引き出します。また、ろくろ挽きによる自然な風合いを保ちつつ、手彫り仕上げで植物をモチーフにした独自のフォルムを実現しています。

自然からインスパイアされた色と形

『YUIYU』のアイテムは、植物をモチーフにした形状と色合いが特長です。漆は天然素材のため、各商品ごとに発色が異なります。そのため、デザインプロセスでは、下塗りの色の微調整に時間をかけ、魅力的な色合いを表現しました。サステナビリティにも配慮し、これまで規格外とされていた木材も使用されています。

多様な使用シーン

『YUIYU』の漆器は、食器としてだけでなく、インテリア雑貨や小物入れ、ギフトアイテムとしても利用できます。例えば、食卓に美しい盛り付けを提供したり、お部屋のアクセントとして置いたり、大切なものを保管するための小物入れとしても最適です。歴史ある山中漆器を現代に融合させたそのデザインは、どんなシーンでも活躍します。

ブランドの背景

『YUIYU』は、東京在住のフラワーデザイナーと伝統的な山中漆器との出会いから生まれました。「結」というブランド名には、伝統と新しさ、植物と漆器という異なる世界観を繋げる思いが込められています。また、漆器製造に携わる職人たちの技術と努力を顕彰し、次世代にこの価値を伝えていくという使命も感じさせます。

注目のアイテム

『YUIYU』では、様々なアイテムを5種6色展開しています。アイテムは、蕾、球根、八重、若茎、浮葉の5種類、カラーはベリー、ライラック、セサミ、ミモザ、オリーブ、ヒアシンスから選べます。価格は5,500円から16,500円（税込）と、手に入りやすい範囲です。今ならMakuakeで先行予約販売中ですので、ぜひこの機会にご覧いただきたいです。