幻のライブ音源、ついにCD化!
日本のビッグバンドの代表格、原信夫とシャープス&フラッツの幻の音源が、40年の時を経てついに世に出ます。日本コロムビアは、1982年のモントルー・ジャズ・フェスティバルにおける彼らの未発表ライブ音源を収録した「シャープス&フラッツ イン モントルー 1982」を、CDおよびデジタル配信でリリースすることを発表しました。
1982年、原信夫とシャープス&フラッツは、ジャズ界の名門、モントルー・ジャズ・フェスティバルに出演し、多くのファンを魅了しました。しかし、そのライブ演奏の音源は約40年間行方不明となっていました。原信夫が他界した後の数年前、ついにその音源が発見され、今回のリリースへと繋がったのです。
原信夫は、長年にわたり日本ビッグバンド界を牽引してきた存在であり、彼が追求していた「日本生まれのジャズ」の理念が、このアルバムにも色濃く反映されています。収録されている楽曲は、アメリカのスタンダードと日本の伝統的なメロディを融合させた魅力的なラインナップとなっています。
このアルバムには、以下の楽曲が収められています。
1. Three, Two, One, Zero
2. Space Shuttle Special
3. Humpty Dumpty
4. 梅ヶ枝の手洗鉢
5. 阿波踊り
6. 東海道
7. ソーラン節
8. Take The “A” Train
演奏メンバーには、原信夫をはじめ、唐木洋介、前川元、鈴木孝二など、当時のメンバーが揃い踏み。特に、ライブならではの臨場感や高揚感は、聴く者を引き込むことでしょう。音源の2つのフォーマットでのリリースは、あらゆる音楽ファンに新しい音楽体験を提供します。
また、原信夫とシャープス&フラッツは、2024年5月に高槻ジャズストリートでの公演を皮切りに本格的に活動を再開すると発表しています。続く11月2日には有楽町のアイマショウシアターで「原信夫とシャープス&フラッツ コンサートライヴ2024 Re:BLUE FLAME」が開催予定で、ファンには嬉しいニュースが続いています。
この貴重な音源は、2024年10月23日(水)にリリースされ、CDの価格は3,000円(税込)です。ファンの皆さんは、ぜひこの貴重な機会を逃さず、原信夫とシャープス&フラッツの真髄を味わってほしいと思います。これまでのビッグバンド音楽とは一線を画す、彼らの独自のスタイルを存分に楽しむことができるでしょう。