新たな賃貸住宅事業が始動
阪急阪神不動産株式会社が、アメリカのワシントン州ビュリエン市で賃貸住宅を取得しました。この物件は、同社の100%子会社である現地法人“Hankyu Hanshin Properties USA LLC”を通じて行われたもので、隣接する「Desie Apartments」と「Cierra Commons Apartments」の2棟です。
この2つの物件はシアトル都市圏に位置しており、この地域は人口や雇用状況が急速に増加しています。これにより、今後も住宅需要が高まることが予測されています。特に、シアトル市の中心から20km圏内にあるため、生活環境も良好で、通勤や日常生活にも便利な立地となっています。
物件の詳細
Desie Apartments
- - スタイル: 木造・地上3階建て
- - 戸数: 146戸
- - 設備: クラブハウス、ジム、プール、バーベキューテラスなど、充実した共用施設が整っています。
Cierra Commons Apartments
- - スタイル: 木造・地上3階建て
- - 戸数: 66戸
両物件ともにリノベーションを行い、魅力を向上させる計画です。これにより、入居者にとっての居住価値を高め、持続的な需要の創出を目指しています。
ビジネスの背景
阪急阪神不動産は、2022年4月にアメリカに現地法人を設立して以来、シアトルやフェニックス、レントン、マッキニー、アービングといった都市で賃貸住宅事業を展開してきました。本案件は、この流れの中での第6号プロジェクトとして位置付けられています。
同社は今後も現地企業とのパートナーシップを強化し、新たな事業機会の創出に努めていく考えです。投資マネジメント会社であるTokyu Land US Corporationと共同で、地域の特性を活かした事業運営を行なっていく予定です。
まとめ
アメリカでは賃貸住宅への需要が高まり続けており、質の高い居住空間を提供することが重要です。阪急阪神不動産のこの新しい取り組みによって、ワシントン州ビュリエン市の地域経済や雇用促進にも貢献することが期待されます。当地域での収益を拡大するために、今後も積極的な事業展開が行われるでしょう。