腸内細菌研究スタートアップAuB、セプテーニと資本業務提携を発表
腸内細菌を研究するAuB(オーブ)は、セプテーニ・ホールディングスと資本業務提携契約を結んだことを公式に発表しました。これは、腸内の健康を重要視する動きが高まる中で、両社が協力してD2C(Direct to Consumer)事業を加速させるための重要なステップであるといえます。
資金調達とその目的
AuBは、これまでに大正製薬や三菱UFJキャピタルなどから約3億円を調達し、さらに今回はセプテーニとの提携により、追加資金を得ることで累計約10億円の資金を確保しました。収集した資金は、腸活関連のサービス開発や人材採用などに注ぎ込む予定です。この動きは、健康経営をデータドリブンで支援するサービスの開発にもつながると期待されています。
市場の成長と提携の意義
AuBの代表取締役、鈴木啓太氏は、今後のコンディショニング市場拡大を見据え、研究開発で培ったノウハウを社会へ広く伝える重要性を強調しました。特にデジタル領域でのマーケティングは不可欠であり、セプテーニの知見が役立つと考えています。腸のコンディショニングの重要性が広がることで、より多くの人々にその価値を届けることが目指されています。
また、セプテーニ・ホールディングスの代表取締役、神埜雄一氏は、腸活市場やコンディショニング市場の成長余地に大きな期待を寄せています。そして、アスリートとしての鈴木氏の経験が、科学的アプローチでの事業化に寄与する可能性を高く評価しています。両社の協力により、この新しい領域の商品開発が進むことでしょう。
AuBについて
AuBは2015年に設立され、アスリートの腸内環境を解析する企業です。アスリートとしての経験を持つ鈴木啓太氏が代表を務め、腸内細菌に関する研究を行っています。アスリートから得た腸内細菌データは世界でもトップクラスの1,200人分。今回の提携により、その貴重なデータを活用し、より広範な研究やサービスの開発が期待されています。
上記の内容から分かるように、腸内環境への関心が高まる中で、AuBとセプテーニの提携は新たな健康経営の形を提供する可能性を秘めています。今後の展開に期待が寄せられるでしょう。
会社概要
- - 社名: AuB㈱ (オーブ)
- - 設立: 2015年10月15日
- - 所在地: 東京都中央区銀座7-13-6
- - 事業内容: 研究事業、フードテック事業、コンディショニングサポート事業
- - 代表取締役: 鈴木啓太
詳細な情報は、
公式サイトや
Eコマースサイトをご覧ください。