カイタク株式会社、AIオートコールの新機能で受電業務を革新
カイタク株式会社(本社:東京都新宿区)は、自動架電サービス『カイタクAIコール』に新たに「受電(インバウンド)機能」を追加し、正式に提供を開始しました。この新機能により、AIが企業の電話対応業務を革新し、顧客対応を効率化することが期待されます。
新しい受電機能の概要
今回の「受電機能」は、AIが顧客の電話応対業務を自動で処理するものであり、多様な問い合わせに効率よく対応できるのが特徴です。この機能では、複数の問い合わせ内容に同時に応じることができるため、企業は顧客からの電話に迅速に対応でき、サービスの質を高めることができます。
主な特長
1.
複数要件への対応:AIは、「注文受付」や「製品案内」、「資料請求」などの複数の問い合わせを自動的に判別します。これにより、顧客はスムーズに必要な情報やサービスにアクセスできるようになります。
2.
オペレーターへの転送対応:AIが対応できない場合や緊急の問い合わせは、即座に有人オペレーターに転送されます。これにより、重要な問い合わせを取り逃がす心配がなくなり、顧客体験の向上に繋がります。
3.
社内業務システムとの連携:SalesforceやHubSpotなどのCRMシステムとリアルタイムで連携が可能です。顧客情報や過去の履歴をすぐに確認できるため、より的確な対応が実現します。
4.
音声の文字起こし機能:通話内容がリアルタイムでテキスト化され、ダッシュボード上に保存されます。これにより、顧客とのやり取りを簡単に確認・分析でき、顧客対応力を向上させるための重要なデータが得られます。
5.
全件録音とクラウド管理:通話は全て録音され、高セキュリティなクラウド環境で保管されます。トラブル時の証拠としても活用でき、必要な時にすぐにデータを検索・再生することができます。
期待される導入効果
新しい受電機能の導入によって、顧客対応のスピードアップと品質向上が見込まれます。AIによって一次解決率が大幅に改善され、電話の取り逃がしや対応の遅れを防ぐことができます。また、AIがルーティン業務を代行することで、人的リソースをもっと付加価値の高い業務に集中させることが可能になります。
さらに、音声のテキスト化と要約を通じて、顧客ニーズの把握やサービス改善に役立つデータ分析が実施できるようになります。
導入シナリオの具体例
- - 通販事業の受注電話対応自動化
- - サービス業の予約・問い合わせ対応
- - 営業部門のリード獲得・一次スクリーニング
- - カスタマーサポートセンターの一次受付効率化
今後の展望
カイタクは、2025年夏に向けて今後も機能のアップデートを行っていく予定です。多言語対応や社内データを活用した高度なパーソナライズ自動応答など、さらなる進化が期待されています。
代表者コメント
代表取締役社長の松木友範氏は、「営業の最前線では、電話を確実に受け、適切に処理することが顧客満足と売上に直結します。新たな受電機能の追加により、電話応対業務の課題をAIが解決し、人が行うべき業務に集中できる環境を提供します。」と述べています。
会社概要
カイタク株式会社は、様々な「伝える」の悩みをテクノロジーを駆使して解決することを目指しています。BtoB企業に対し、営業や販促、開発の支援を行い、2020年4月には法人向けの伴走型営業支援サービス「カイタク」を開始しました。これまでに1,000以上の企業をサポートしてきました。
会社情報
- - 設立年月日:2015年7月
- - 本店所在地:東京都新宿区中町19-6
- - 事業内容:営業支援事業、WEBシステム開発業、マーケティング支援事業など
- - 詳細はこちらから覧いただけます。
今後のカイタクの展開に、ぜひご注目ください。