近大生の創造力が詰まった展覧会「KenDe Works 2025夏展」
近畿大学産業理工学部 建築・デザイン学科が主催する「KenDe Works 2025夏展」が、2025年8月29日から31日までの3日間、福岡市のアクロス福岡で開催されます。この展覧会では、1年生から大学院生までの学生による約30点の作品が展示され、市民の皆さんに自由に鑑賞していただける機会となります。
展覧会の概要
「KenDe」という名前は、建築(Ken)とデザイン(De)学科の学生の作品(Works)を意味しています。近畿大学では、2009年から毎年夏と冬に、学部生の課題や卒業研究作品を発表する展覧会を開催しており、今回で15回目を迎えます。これまでの経験を通じて、学生は自身の創造力を高め、さまざまな技術を磨いてきました。
多彩な作品の展示
「KenDe Works 2025夏展」では、特に注目すべきは1年生全員が携わった「オリジナル椅子」の優秀作品です。初めての大規模な展示に向けて、学生たちは独自のアイデアを持ち寄り、実際に手を動かして作品を完成させました。また、建築設計の模型も含まれ、各学年の作品の完成度が進化している様子も感じられるでしょう。
来場者との交流
本展覧会の特色の一つは、学生自身が来場者と直接対話を楽しむことです。来場者の方々からの意見や感想は、学生にとって非常に貴重なフィードバックとなり、今後の授業や研究に活かすためのモチベーションになっていきます。展示されている作品は、単なるアート作品に留まらず、学生たちの思考や実践の集大成であることを強調しています。
開催詳細
- - 日時: 2025年8月29日(金)~31日(日)、10:00~18:00
- - 場所: アクロス福岡 1階アトリウム(福岡市中央区天神1-1-1、地下鉄空港線「天神駅」から徒歩約5分)
- - 入場料: 無料(事前申込不要)
- - 対象: 一般市民の方々
来場者には、建築やデザインを学ぶ上での学生の考えや制作過程を理解していただき、作品を見て、触れて、感じる貴重な体験を提供します。
学生の声
大学院生の本石颯真さんは、「KenDe Works 2025夏展は、私たち学生が創意工夫を凝らして制作した作品を展示する重要な機会です。自分たちの作品が皆さんにどのように受け取られるのか、楽しみにしています」と語ります。学生たちにとって、学外の方々と作品を共有できることは非常に意義深い体験であり、さらなる学びを促進するものです。
この夏、福岡市での「KenDe Works 2025夏展」にぜひ足を運んでみてください。学生たちの情熱と創造性が詰まった作品を楽しむことができるだけでなく、彼らとの対話を通して新たな時代のデザイン教育を体感できることでしょう。