リーガルテック社の新たなる挑戦
2025年9月10日、リーガルテック株式会社(本社:東京都、代表取締役:佐々木 隆仁)は、知的財産業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する新プロジェクト「知財AI™」の始動を正式に発表しました。このプロジェクトは、従来の手作業に依存した特許調査、出願書類作成、及び知財戦略の立案を大幅に効率化することを狙っています。
知財AI™プロジェクトの主要コンポーネント
「知財AI™」は「MyTokkyo.Ai」と「AI IPGenius on IDX」という二つの主要部分から構成されています。これにより、企業や研究機関における知財業務の効率を飛躍的に向上させることが期待されています。特に、中堅製造業や研究開発型企業、及び大学や研究機関では、知財人材の不足やノウハウの継承といった課題が顕著です。「知財AI™」はこれらの問題を解決するソリューションとして歓迎されるでしょう。
「MyTokkyo.Ai」は、簡単な検索から高難度な特許調査や分析までを可能にする特許検索のAIプラットフォームです。これにより、特許情報にアクセスする際の障壁が大幅に低くなり、多くの企業や研究機関が容易に特許戦略を展開できるようになります。
一方で、「AI IPGenius on IDX」は、特許出願支援や知財に関するドキュメント作成、ナレッジの共有などを一括で行えるAI統合システムです。このシステムによって、知的財産業務のスピードと精度が向上し、企業はより戦略的なアプローチを取ることが可能になります。
今後の展開
リーガルテック社は今後、業界別のテンプレートの提供やAPIとの連携による社内システムの統合支援、さらにはグローバル特許戦略への対応を進めていく考えです。これにより、「知財AI™」は日本発のプラットフォームとして確固たる地位の確立を目指します。
リーガルテックのビジョン
リーガルテック株式会社は2021年に設立され、特許調査や発明抽出といった専門的なニーズに応えるプラットフォームを提供しています。KEIAやAIを組み合わせることで、知財分野における新しい価値の創造を目指しています。特に、「知財AI™」プロジェクトは、その業界に新たな風を吹き込むものとして期待されています。
このように、リーガルテック社は知的財産業務に革新をもたらし、さらに多様な業界パートナーと連携を深めることで、より良いソリューションの提供を進めていくでしょう。今後、どのような発展があるのか目が離せません。