安心して外出へ
2025-10-31 08:46:26

トイレの不安を解消!「トイレ情報共有マップくん」が皆の外出を支援

トイレの不安を解消する「トイレ情報共有マップくん」



ファービヨンド合同会社が発表した「トイレ情報共有マップくん」は、多目的トイレやユニバーサルトイレの情報をスマートフォンやPCで簡単に確認できるアプリです。この取り組みは、子育て世代やオストメイト使用者、障がい者、高齢者が外出時に「行けるかな?」という不安を感じなくなることを目指しています。

無償提供の背景



ファービヨンドは、全国の自治体に向けて「トイレ情報共有マップくん」を無償で提供を開始しました。このアプリは、外出をする際に必要なトイレ情報を見える化することで、外出をためらうことをなくし、「行きたい!!」という気持ちを後押しします。

アプリはすでに累計で100万ダウンロードを超え、来年の4月には広島県東広島市での実証導入が始まる予定です。実際に、利用者の声を反映した丁寧な設計が高く評価されています。

東広島市の成功事例



東広島市では、住民の声をもとにトイレ情報を整理し、市有施設内にあるトイレの詳細情報を公表しています。これにより、高齢者や障がい者、子育て世代が安心して外出できる社会に向けた橋渡しとなっています。公式LINEアカウントの「イベント・お出かけ情報」から『トイレ情報共有マップくん』にアクセスできる仕組みも魅力です。

実際に受け取ったお声の中には、「トイレ情報が足りなくて外出を諦めた」というものがありました。このような意見を受けて、情報の整備に力を入れることが重要だと実感されます。

社会全体での支援



外出先でのトイレ探しは、多くの方にとってストレスの原因となることがあります。実際に、障がい者の中には、「トイレの不安から外出を自粛して閉じこもりがちになる」といった声も多く寄せられています。例えば、車イス用トイレが故障していたり、多目的トイレの場所がわかりづらいという問題が存在します。これを解決するのが、「トイレ情報共有マップくん」なのです。

万博への出展と反響



ファービヨンドは、2025年に開催される大阪・関西万博「Peace Toilet Japan」にも出展しました。このプロジェクトでは、トイレを通じて社会課題を可視化し、多様な観点からの意見交換が行われました。中には、訪れた利用者から「外出中、自分が使えるトイレを探しても間に合わず、オムツを使用している」という辛い声も寄せられました。これに対し、アプリがあれば外出がより安心で快適になると期待が寄せられています。

日常・災害時に必要な情報インフラ



ファービヨンドは、今後も「トイレ情報共有マップくん」を通じて、地域のトイレ情報を整え、安心して外出できる町づくりを支援していく考えです。トイレ情報は、特に災害時や観光時にも重要です。情報の見える化が進むことで、住民や訪問者が安心して外出できる環境が整います。

ファービヨンドは、専門家とともに今後もトイレに関するオンライン学習会やマップの改良を進め、地域のトイレ情報を充実させていくアプローチを続けます。

まとめ



ファービヨンドの取り組みは、トイレ情報を通じて社会に「見えない困難」を可視化し、福祉や環境が整った暮らしを目指しています。今後も地域住民とともに、安心・安全な移動を支える情報インフラを構築していくために努力します。これにより、誰もが自分らしく暮らせる共生社会の実現に向けた第一歩を踏み出していきたいと考えています。ファービヨンドの公式サイトおよびSNSでも随時情報発信を行っておりますので、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
合同会社ファービヨンド
住所
東京都新宿区新宿5丁目4番1号 新宿Qフラットビル
電話番号
03-6457-7645

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