リガクグループ、社名変更で新たな挑戦へ
リガクグループが新たな社名を発表しました。グループ会社のXwinSys Technology Development Ltdは、2024年12月5日をもって、Rigaku Semiconductor Instruments Ltd(略称:RSI)に社名を変更します。この変更は、ただの名前の変更に留まらず、リガクグループ全体のブランドを「グローバル・ワン・リガク」に統一し、よりお客様にわかりやすい形で製品を提供することを目指しています。
Rigaku Semiconductor Instrumentsの概要
RSIは、イスラエルに拠点を構える企業で、2012年に設立されました。2019年からはリガクグループの一員として、X線を利用した半導体評価装置の研究及び製造に取り組んでいます。 特に注目されているのが「ONYX シリーズ」で、これは非破壊検査の手法を用い、ウェーハの測定や検査を行う装置です。このシリーズは、多数の国への実績を持つことで、半導体産業の中で確かな存在感を発揮しています。
リブランディングの意義
今回のリブランディングは、ただの社名変更とは異なり、リガクのブランド戦略を強化する重要な一歩です。社名変更により、顧客は今まで以上に安心して製品を導入できる環境が整うと同時に、リガクの持つ技術力をフルに活用した新しい製品の開発が期待されます。特に半導体の次世代実装技術、いわゆるアドバンストパッケージ市場に向けての製品力強化が進められます。
さらに、今後は「ONYX シリーズ」以外の製品についても共同開発を進め、よりスピーディに市場ニーズに対応した製品の展開を目指します。これにより、リガクグループはますます市場での競争力を高めることでしょう。
リガクグループの全体像
リガクグループは、1951年の創業以来、社会を先導する技術者集団として、X線分析を主力に最新の分析技術を駆使しています。産業界や研究機関に対するソリューションパートナーとして、90か国以上のお客様と共に成長してきました。現在、日本国内において非常に高いシェアを誇り、海外売上は約70%に達します。
取扱分野は、半導体や電子材料、電池、環境・エネルギー、ライフサイエンスなど多岐にわたり、日々新たな市場に挑戦しています。グローバルな視点を持つリガクグループは、2,000名を超える従業員と共に「視るチカラで、世界を変える」イノベーションを追求し続けています。
今後の展望
リガクグループのリブランディングは、新しい未来へのバネとなるでしょう。企業のブランド戦略を強化することで、さらなる成長を遂げることが期待されています。製品の拡充や共同開発の加速は、リガクのさらなる飛躍の源となることでしょう。
詳しい情報は、リガクグループの公式ウェブサイトをご覧いただき、新たな挑戦にご注目ください。