鳴門市の未来を共に考える！渦潮ハッカソンの成果発表会開催

2025年10月9日(木)18時、徳島県鳴門市の「バーチャル鳴門市役所」において、「鳴門市渦潮ハッカソン成果発表会」が行われます。このイベントは、地域のさまざまな課題を解決するため、鳴門市と大学生たちがバーチャル空間で共同作業を行ってきた成果を発表する場です。鳴門市は、人口減少や少子高齢化といった課題を抱えており、このハッカソンはそれらの問題解決を模索する取り組みの一環として位置づけられています。

イベントの内容と参加者

複数のチームが参加し、大学生たちが考案した政策案が発表されます。今回掲げられたテーマは4つで、「新たな場所バーチャルで出会う婚活」、「鳴門の地場産品で新しい名物を」、「バーチャルでできる不登校児童のサポート」、「高齢者向けバーチャル空間のススメ」となっています。特に早稲田大学と青山学院大学からの参加があり、学生たちがそれぞれの視点で政策を練り上げました。

審査は、プレゼンテーションの技術や内容の独創性だけでなく、「実現可能性」や「企画に関する訴求力」も重視されています。最優秀チームに選ばれた政策は、実際に鳴門市の取り組みに反映させることが検討されています。

注目のスピーカーたち

この発表会では、アナウンサーの竹下佳奈氏がMCを務め、お笑いコンビのカミナリや鳴門市長の泉理彦氏、クラスターCEOの加藤直人氏が審査員として参加します。イベントの進行は、オープニング、趣旨説明、審査員の紹介、成果発表、全体講評、最優秀チームの発表、エンディングという流れで行われます。また、参加は無料で、制限なく誰でも視聴可能です。

バーチャル鳴門市役所とは？

「バーチャル鳴門市役所」は、実物の鳴門市役所の新庁舎がオープンしたことを受けてデザインされたもので、地域の観光資源や地場産品について紹介し、また市政情報やふるさと納税の案内なども行える、実際の市庁舎のバーチャル版です。この新しい取り組みは、現代のデジタル社会において市民が参加しやすい形での市政運営の一例として注目されています。

クラスター株式会社の役割

このイベントを主催するクラスター株式会社は、日本国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営しており、リアルとバーチャルを効果的に融合させる取り組みを行っています。クラスターはコミュニティをとことん重視したサービスを提供しており、多くの人々に新しい形の交流の場を提供しています。

参加の意義

参加することにより、現役大学生が考えた新しい政策案を直接見ることができ、またメタバース活用の先進的な事例を体験することができます。これにより、地域課題の解決に向けた新たな視点を得られる貴重な機会です。参加者全員が鳴門市の未来を共に考える場となることでしょう。ぜひ、皆さんもこの機会に参加して、新しい知見を得ることをお勧めします。

バーチャル鳴門市役所へこちらから参加できます。

このイベントが鳴門市の未来にどのような影響を与えるのか、期待が膨らみます。現役の学生たちが生み出す新しいアイデアが、どのように地域に根付いていくのか、関心を持って見守っていきたいものです。