第6回ESGファイナンス・アワード・ジャパンが優秀な金融機関を表彰

環境省が表彰したESGファイナンスの取り組み

環境省が主催する「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の第6回表彰式が、2023年2月19日に開催されました。このアワードは、循環型社会や環境サステナブルな経営に取り組む金融機関や企業を評価し、その努力を広く社会に伝えることを目的としています。

第6回受賞者の一覧

この度のアワードでは、実に多くの企業が表彰され、その中でも特に目を引いた受賞者を以下にご紹介します。

環境大臣賞

- 金賞: 7件
- 銀賞: 8件
- 銅賞: 10件
- 特別賞: 5件
- テーマ別賞: 6件

投資家部門

- 金賞: 第一生命保険株式会社（アセットオーナー部門）
- 銀賞: ロベコ・ジャパン株式会社（アセットマネージャー部門）
- 銅賞: ニッセイアセットマネジメント株式会社（アセットマネージャー部門）、日本生命保険相互会社（アセットオーナー部門）

間接金融部門

- 金賞: 株式会社静岡銀行、株式会社みずほ銀行
- 銀賞: 株式会社滋賀銀行、株式会社三井住友銀行

資金調達者部門

- 金賞: 大阪ガス株式会社

金融サービス部門

- 金賞: ブルームバーグ・エル・ピー（評価・情報提供部門）

受賞企業は、サステナブルな取り組みの透明性を高め、地域や業界全体への波及効果を意識した活動が評価されました。

受賞理由の一部紹介

第一生命保険株式会社

第一生命は、グローバルな視点でのサステナブルファイナンスの発展に貢献しており、経営陣の教育へのコミットメントも評価されています。

株式会社静岡銀行

地域の金融機関との連携を強化し、中小企業の脱炭素化に寄与する取り組みが注目されています。

大阪ガス株式会社

2030年の排出削減目標を設定し、カーボンニュートラルを目指す取り組みが高く評価されています。

まとめ

ESGファイナンス・アワード・ジャパンは、持続可能な未来を目指す企業や金融機関の努力を称賛する重要なイベントです。受賞した企業は、まさに社会の先駆者としての役割を果たしており、その取り組みは他の企業への良い手本となることでしょう。今後もこのような活動が続き、より多くの企業がサステナブルな経営に向かって動き出すことを期待したいと思います。