福岡の食品メーカーイヌイ、国際規格を同時取得し品質を保証

福岡県久留米市に本社を構える株式会社イヌイが、FSSC22000及びJFS-Cという二つの国際食品安全規格を同時に取得しました。これは、イヌイが提供する業務用漬物や惣菜製品の品質と安全性を高める大きな一歩となります。

食品メーカーとしてのイヌイの実績

イヌイは、業務用の高菜漬けやオリジナルブランド「漬物語り®」の辛子高菜など、多様な商品の製造・販売を行っている食品メーカーです。特に、業務用製品は中食業界やコンビニ、外食チェーンなどに広く提供されており、その品質の高さが高評価を得ています。加えて、一般消費者向けには福岡空港での販売や、ネット通販サービスを展開し、さらなる顧客の獲得を目指しています。

食品安全マネジメントシステムの構築

イヌイでは、社長によるチームが直接管理する食品安全マネジメントシステムを取り入れ、様々な取り組みを行っています。作業者は常にマスクと手袋を着用し、工場内に入る前にはエアシャワーを受けるなどの厳格なルールが設けられています。また、原料加工の工程では洗浄作業を徹底し、異物混入を防ぐために高精度な検査機器（X線異物検出機、金属探知機、ウェイトチェッカー）を導入し、不良品の出荷を未然に防ぐ努力をしています。

FSSC22000とJFS-Cの取得

今回の認証取得は、特に厳しい審査プロセスを経て達成されました。FSSC22000は、ISO 22000に基づく食品安全管理システムであり、国際的な消費者向け食品の安全性を保証する重要な基準です。また、JFS-Cは日本国内での食品安全を標準化するためのシステムで、全てのフードチェーンにおける安全確保を目的としています。

今後の展望

イヌイは、これらの認証を受けたことで、さらなる品質向上を目指し、顧客に対する信頼をより一層強化する方針です。消費者に安全で美味しい食品を提供し続けることで、地域社会への貢献も図っていくとしています。この取り組みは、地元福岡のみならず、全国の食卓に健康と安心を届ける重要な役割を果たすことでしょう。

株式会社イヌイの公式ウェブサイトや通販サイトで、ぜひその高品質な商品の詳細を確認してみてください。

公式ウェブサイト
通販サイト