アスエネ、新機能追加でGXリーグ報告をサポートするクラウドサービス

アスエネがGXリーグ報告を支援する新機能を導入

アスエネ株式会社は、東京都港区に拠点を置く企業で、CO2排出量の見える化・削減・報告を行うクラウドサービス「ASUENE」を提供しています。この度、経済産業省が推進しているGXリーグに準拠した報告フォーマット機能が追加されました。この新機能により、GXリーグに参加している企業は、ASUENEを活用してモニタリングポイントごとのScope1-2のCO2排出量など、必要なデータを効率的に抽出できるようになります。

GXリーグとは？

GXリーグは、カーボンニュートラルを目指して企業が連携し、グリーントランスフォーメーション（GX）を推進するための取り組みです。経済産業省が設立したこの活動には、747社もの企業が参加しており、日本の温室効果ガスの排出量の50％以上をカバーしています。これらの企業は、エネルギー使用の重要地点や燃料の受け入れ口などのデータを正確に算出し、報告しなければなりません。

新機能追加の背景とメリット

脱炭素化の潮流に乗る中、企業は自社のCO2排出量を正確に把握し、報告する必要性が高まっています。しかし、特に自社工場やオフィスを持つ企業にとって、排出量の算定やデータ収集には多くの工数がかかり、重い負担となることが一般的です。このような現状を踏まえ、アスエネはGXリーグ報告業務を支援するために新機能を開発しました。

新たに追加されたGXリーグ報告フォーマットに対応する機能により、企業はCO2排出量や適格カーボンクレジット、非化石証書の情報をASUENEに入力することで、報告形式に変換されたデータを容易に出力できます。その結果、控除排出量や回収量、モニタリングポイントごとの詳細なデータを迅速かつ正確に報告書に反映させることが可能になります。