栗山米菓が明治大学バスケットボール部と締結したパートナーシップの意義
2023年、米菓の製造販売を手掛ける株式会社栗山米菓は、名門明治大学バスケットボール部とオフィシャルパートナー契約を締結した。これにより、同部の公式戦ユニフォームに栗山米菓の代表商品である「ばかうけ」のロゴが掲出されることが決まった。
この契約の背景には、創業以来地域密着をモットーにしてきた栗山米菓の思いや、同部が持つ従来の栄光と伝統が結びついたことがある。明治大学バスケットボール部は、1925年に設立され、多くの大学リーグ戦や全日本選手権での優勝を誇る名門。特に1960年代から70年代にかけては、数多くの栄冠を手にし、学生バスケットボール界において確固たる地位を築いてきている。
今回の契約は、両社の思いが一致した結果である。栗山米菓は、「若い世代の応援」をテーマに、特に新潟出身の選手が在籍することもあり、この協力関係を深めることにしたという。今後は、ユニフォームへのロゴ掲出に留まらず、イベント協力を通じて地域社会とのつながりを強化し、スポーツの魅力を広めることが目指されている。
明治大学バスケットボール部の栄光
明治大学バスケットボール部は、その伝統や実績から多くのファンに支持され続けている。これまでの主な成績としては、関東大学バスケットボール選手権でのトーナメント4回、リーグ戦8回、全日本学生バスケットボール選手権での優勝9回、全日本総合選手権での1回の優勝がある。このようなエピソードからもわかるように、明治大学は国内の大学スポーツにおいて中心的な存在であり続けている。
栗山米菓の企業哲学
栗山米菓は、1949年の設立以来、地域の特産品を活かした商品開発を行い、全国に名を馳せる企業へと成長してきた。同社の製品「ばかうけ」「瀬戸しお」「星たべよ」などは、いずれも人気商品であり、家庭のおやつとして親しまれている。さらに「Befco」というコーポレートブランドのもと、新たな楽しさや美味しさの創造を追求している。これにより、消費者との信頼関係を築き、より多くの人々に「笑顔」と「楽しさ」を提供することを会社の使命と定めている。
地域との連携に向けて
このオフィシャルパートナー契約によって、両者は新潟地域のスポーツ振興や学生の成長を促進する取り組みを計画している。栗山米菓は、将来的に学生や地域と連携し、様々なイベントを通じてスポーツの楽しさを広めることを意識している。このような活動を通じて、企業としての社会的責任を果たし、地域活性化に寄与する姿勢が期待されている。
新潟出身の記事であることに加え、栗山米菓と明治大学バスケットボール部のパートナー契約は、地域活性化や学生支援の重要性を今一度再確認させる出来事とも言える。これからの展開に目が離せない。
会社概要
- - 社名: 株式会社栗山米菓
- - 本社所在地: 新潟県新潟市北区新崎2661
- - 代表者: 栗山 大河
- - 設立日: 1949年2月5日
- - 社員数: 約750名
- - 資本金: 8,677万円
- - 主要商品: ばかうけ、瀬戸しお、星たべよなど
今後の動向から目が離せない栗山米菓と明治大学バスケットボール部の関係。地域や学生に対する果敢な取り組みが、さらなる実を結ぶことを願うばかりだ。