産学連携ビジネスコンペティション2024での活躍
産学連携ビジネスコンペティション2024が開催され、多くの大学やチームが参加した中、芝浦工業大学が大賞を受賞しました。本コンペは、社会課題の解決に向けてビジネスモデルを起案することを目的としており、今年も多様なアイデアが競い合いました。
大賞を受賞したチーム
大賞には、「読書復興プロジェクト」と名付けられたチームが輝きました。このプロジェクトは、読書が敬遠されがちな不読層をターゲットにしたもので、カップ麺を食べる待ち時間に読書体験を提供する「ストーリーらーめん」というビジネスモデルが提案されました。
このアイデアは、単なる飲食提供を越え、多くの人々に読書の楽しさを再発見させるものであり、非常に斬新でした。審査員に高く評価されたのは、現場での実践を視野に入れ、チームが具体的な市場調査やフィードバックを基にモデルを構築した点です。
審査結果の詳細
最終審査には、9つの大学から27チームが参加し、それぞれが約半年間かけて準備を進めてきました。審査の結果、大賞の「ストーリーらーめん」に続いて、法政大学のAチームと一橋大学のBiginnersがそれぞれ2位と3位に選ばれました。
- テーマ: 生理用品の無料配布と広告モデルによる暮らしやすい社会の実現
- テーマ: 自転車を広告塔として利用し、エコな移動手段の普及を促す
また、オーディエンス賞には武蔵野大学のチームが選ばれ、介護現場の声をメーカーにフィードバックするサービスが評価されました。
アンケートから見る参加者の声
参加者のアンケートからは、「現役の学生がビジネスの立案から実証実験まで行うことができ、とても貴重な経験として記憶に残った」「新たな視点からの課題発見やアプローチ方法を学ぶ機会があった」といった声が寄せられています。これらの意見からも、産学連携の重要性とその効果が伺えます。
今後の展望
このようなコンペは、今後も日本の大学と企業との連携を深め、生徒たちに実践的なビジネス体験を提供する貴重な機会を提供していきます。AKKODiSはビジョンに掲げる、「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」という理念を持ち、業界の変革を導く役割を果たしています。
まとめ
今回の産学連携ビジネスコンペティションでの大賞受賞は、芝浦工業大学の学生たちにとって大きな成果であり、これからの彼らの活動にも期待が寄せられています。学生と社会人が混在するチーム編成によって生まれるアイデアの数々は、未来のビジネスシーンを変えるかもしれません。今後も多くの挑戦者たちがこの場で自身のアイデアを磨き上げ、実現に向けて動き出すことを楽しみにしています。